Ernest Tubb (1)
米国盤 MCA-16 (原盤 Decca DL7-5006 ) Ernest Tubb's Greatest Hits
(1)Walking The Floor Over You (2)Rainbow At Midnight (3)Let's Say Goodbye Like We Said Hello (4)Another Story (5)Thanks a Lot (6)Half a Mind (7)I'll Get Along Somehow (8)Waltz Across Texas (9)It's Been So Long Darling(10)Mr. Juke Box (11)I Wonder Why You Said Goodbye
このレコードは時々行く中古レコード屋さんで200円で買ったものです。アーネスト・タブのデッカレコード時代のものがMCAレコードになって再発売されたものですが、タブのレコードが200円だなんて・・・・・信じられなくて、何だか いとおしくなって思わず買ってしまったのでした。
懐かしのアーネスト・タブ(1914~1984年テキサス州出身)については大体次のようなことを知っていれば十分かなと思います・・・・・・
(1)ブルー ヨーデルのジミー・ロジャースに憧れてカントリー歌手としてスタートした。ごく初期にBluebirdレコードで出したレコードはジミーそっくりのギター弾き語りでヨーデルも真似ている・・・・でも成功せず、
(2)1941年に自作自演の「Walking The Floor Over You」が大ヒットしてから有名になり、以後ヒット曲多数でデッカレコードのドル箱スターとなった。
(3)「The Texas Troubadour(テキサスの吟遊詩人)」と呼ばれて自身のバンド ”テキサス・トルバドーズ”と共にヒット曲を連発。バンドには名プレイヤー続出で、キャル・スミスやジャック・グリーンなどがカントリー歌手として巣立っていった。他にも新進歌手の面倒見がよくて「The Daddy 'Em All(みんなの父さん)」と親しみを込めて呼ばれていました。1943年以来亡くなるまでGrand Ole Opry( テネシー州ナッシュヴィルで古くからあるCountry Music Show )のレギュラーとして活躍した。
(4)他にナッシュヴィルにあるErnest Tubb Record Shopも有名で、オープリーの後そこでMidnight Jamboreeなるミニライブショウを主催していたことでも知られています。
(5)1965(昭和40)年にCountry Music Hall Of Fameに選ばれています。
さて、このアルバムの中で断然光っているのが(4)Another Storyという曲で、僕はアーネスト・タブといえばこの曲を選びます。彼の晩年にこの曲をタイトルにしたLPが出されていました。僕はこの曲をCDに録音しておそらく100回以上聴いていると思いますが、それでも飽きることがなくて・・・・・・きれいなスティールギター、ピアノとガラガラ声のアーネスト・タブの歌がこれほどマッチして聴こえるカントリーワルツ曲はそうはないと思っています、本来のカントリーのよさが溢れるようです(私はカントリーダンスはにがてで全く踊れませんがこの曲ならペアで踊ってもいいな)。
ワルツといえば(8)Waltz Across Texas(1965年のヒット曲)も素敵だ、途中スティールギター奏者に”Oh~Buddy, Now”とか間奏で生ギターを弾くレオン・ローズに”And, Leon !”と掛け声を入れているところなどはタブのカントリーていいな~と酔ってしまいそう。
彼のようにキャリアの長い人はヒット曲も多くて、しかも録音も新旧あります。このベスト集では全て新しい録音になっており、曲によっては女性コーラスが入っていますが全体にスティールギターが素晴らしく、ピアノ、ギターを使ったアーネスト・タブ スタイルの正調カントリーを楽しむことができます。
有名だったから単品のCDも沢山出ていると思いますが、私の大好きな「Another Story」が入っているのは見たことがありません・・・・・あるのでしょうか?
米国盤 MCA-16 (原盤 Decca DL7-5006 ) Ernest Tubb's Greatest Hits
(1)Walking The Floor Over You (2)Rainbow At Midnight (3)Let's Say Goodbye Like We Said Hello (4)Another Story (5)Thanks a Lot (6)Half a Mind (7)I'll Get Along Somehow (8)Waltz Across Texas (9)It's Been So Long Darling(10)Mr. Juke Box (11)I Wonder Why You Said Goodbye
このレコードは時々行く中古レコード屋さんで200円で買ったものです。アーネスト・タブのデッカレコード時代のものがMCAレコードになって再発売されたものですが、タブのレコードが200円だなんて・・・・・信じられなくて、何だか いとおしくなって思わず買ってしまったのでした。
懐かしのアーネスト・タブ(1914~1984年テキサス州出身)については大体次のようなことを知っていれば十分かなと思います・・・・・・
(1)ブルー ヨーデルのジミー・ロジャースに憧れてカントリー歌手としてスタートした。ごく初期にBluebirdレコードで出したレコードはジミーそっくりのギター弾き語りでヨーデルも真似ている・・・・でも成功せず、
(2)1941年に自作自演の「Walking The Floor Over You」が大ヒットしてから有名になり、以後ヒット曲多数でデッカレコードのドル箱スターとなった。
(3)「The Texas Troubadour(テキサスの吟遊詩人)」と呼ばれて自身のバンド ”テキサス・トルバドーズ”と共にヒット曲を連発。バンドには名プレイヤー続出で、キャル・スミスやジャック・グリーンなどがカントリー歌手として巣立っていった。他にも新進歌手の面倒見がよくて「The Daddy 'Em All(みんなの父さん)」と親しみを込めて呼ばれていました。1943年以来亡くなるまでGrand Ole Opry( テネシー州ナッシュヴィルで古くからあるCountry Music Show )のレギュラーとして活躍した。
(4)他にナッシュヴィルにあるErnest Tubb Record Shopも有名で、オープリーの後そこでMidnight Jamboreeなるミニライブショウを主催していたことでも知られています。
(5)1965(昭和40)年にCountry Music Hall Of Fameに選ばれています。
さて、このアルバムの中で断然光っているのが(4)Another Storyという曲で、僕はアーネスト・タブといえばこの曲を選びます。彼の晩年にこの曲をタイトルにしたLPが出されていました。僕はこの曲をCDに録音しておそらく100回以上聴いていると思いますが、それでも飽きることがなくて・・・・・・きれいなスティールギター、ピアノとガラガラ声のアーネスト・タブの歌がこれほどマッチして聴こえるカントリーワルツ曲はそうはないと思っています、本来のカントリーのよさが溢れるようです(私はカントリーダンスはにがてで全く踊れませんがこの曲ならペアで踊ってもいいな)。
ワルツといえば(8)Waltz Across Texas(1965年のヒット曲)も素敵だ、途中スティールギター奏者に”Oh~Buddy, Now”とか間奏で生ギターを弾くレオン・ローズに”And, Leon !”と掛け声を入れているところなどはタブのカントリーていいな~と酔ってしまいそう。
彼のようにキャリアの長い人はヒット曲も多くて、しかも録音も新旧あります。このベスト集では全て新しい録音になっており、曲によっては女性コーラスが入っていますが全体にスティールギターが素晴らしく、ピアノ、ギターを使ったアーネスト・タブ スタイルの正調カントリーを楽しむことができます。
有名だったから単品のCDも沢山出ていると思いますが、私の大好きな「Another Story」が入っているのは見たことがありません・・・・・あるのでしょうか?