岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

快挙!

2020-12-18 09:20:46 | いなか暮らし

 12月半ば、突然の大雪と寒さ 花巻では17、18日 マイナス10℃と暖冬に慣れていたこの頃、今冬はびっくり。
 昔から、寒さの厳しい冬は暑い夏が来て、出来秋は豊作と言われていたが昨今は通用しない。
 暖冬、猛暑の夏、暑さゆえのお米の品質低下、農作物の栽培適地の北上が続く。
  突然の寒さで水温の低下が間に合わなかったんだろう、池の一部が全面凍結にならず、水鳥が残った水面近くで羽を休ませていた。
 先輩の奥さんが花巻市民芸術祭「詩」部門で芸術祭賞、昨年に続いての連続入賞の快挙
    指定席
  我が家には至る所に私の指定席がある
  たとえば台所のテーブルとイス
  化粧室と名付けた部屋の鏡の前
  今は夫婦でお茶を飲む座イス
  応接間では三人掛けのソファー一人占め
  いつの間にか出来た私の指定席

  韓国テレビを見るとき
  夫婦ケンカが起きそうな予感の時
  詩を書くために一人になりたい時
  友達が遊びに来た時
  その時 その時で
  部屋と指定席が変わる

  夫婦二人の生活に馴んで久しい
  それでも慢性化しないのは
  お互いに一人の時間も楽しんでいるから

  今日は冬日が柔らかい
  私は応接間の「指定席」で詩を書いている

 先輩夫妻にはお世話になった。
 当時、京都に住んでいた私に、先輩から結婚案内状が届き、即「出席します」
 ところが、先輩から「いや結婚式には来なくていい、新婚旅行に君の所に行くから」とうれしい連絡。

 京都駅に迎えて、その日は宇治の平等院の川向かいの静かな宿に案内した。
 翌日、奈良法隆寺、京都は三十三間堂と、あとはどこだったんだろう・・・・その夜、多分祝杯を挙げたんだろう、近くのホテルに泊まってもらい翌日帰ったように記憶している。
 奥さんの心暖かな詩を読みながら、先輩ご夫妻との、遠い遠い思い出に浸っている。

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