梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

娘の作品

2009年03月21日 06時50分49秒 | Weblog
これは娘、次女の作品です。大学卒業作品で、アルミ素材で“アルミ”の作品を作りました。幅・奥行・高さとも1.5m位はある、とても大きなものです。

小さい頃から勉強が嫌いで、絵を書いたりマンガを読んだりすることは大好きで、それでいて常に何かを考えていて理屈は言う子供でした。そんな娘でしたので、中学から大学まで一貫教育の美術系の学校に行ったのも、自然の流れだったのかもしれません。

このブログで前に書いたかもしれませんが、中学三年の頃反抗期に入り随分と家の門限を破ったものでした。しかし高校では、無遅刻皆勤賞で母親に卒業式の時よい思いをさせてやりたいと、毎朝五時から頑張って起きていたことが今では懐かしい光景です。

その娘が大学に進み立体アート学科を専攻しました。立体造形の分野で、多種多様な素材の魅力を引き出し、新たな空間芸術の世界を拓くことが目的だそうです。芸術を見る感性がない私には、全ては分かりませんけれど。

娘の選ぶ素材としては金属系が多かったようで、溶接やクレーンの資格も取った話しは聞いていました。わが社は鉄を扱っていますので、これは良く分かり、微笑ましい限りです。

先日その娘の卒業式があり参列しました。神奈川県相模大野にある大学の近くが卒業式会場でしたが、その前に大学のキャンパスに作品が展示されているとの事で見に行って来ました。

娘の作品はキャンパスの一番奥にある工房にありましたが、正にそこはちょっとした工場でした。確かに天井クレーンもあり金属切断マシーンもありました。

他の作品を見ると、これも正にわが社が扱っている鉄が素材でした。娘は、わが社が扱っていないアルミ!? 多くを望んではいけないとは思いました。
コメント (1)
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