先日、千葉市場に行って参りました。正確には千葉市中央卸売市場...。聞くところによると、中央市場から地方市場に変更されるようですが、詳細はいずれ。この市場は千葉市が市場の開設者。そこに荷受けと呼ばれる方々が各地から荷物を集め、仲卸と言う方々がセリ等で魚や野菜を買い付け、飲食店や量販店に販売する...。基本的な市場の流れであります。市場には集荷や価格形成などの重要な諸機能がありますが、最近はどうも荷物が集まらない....らしい。要するに流通が変わったのだ...と。市場の諸問題、これ全国的な問題であり、市場に留まらず、流通や産地、もっと言うと消費者すべてに関わっております。中間がおかしくなってきたのなら、産地から消費者に直接繋ぐような流通にすれば、中間コストが削減されて、消費者にとっても良いことじゃん...。という意見もありますが、果たしてそうでしょうか? この問題、機会を見付けてまた改めて。非常に重要な問題であります。
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流通コストが、お客様から仲卸に移行しただけ。
上記内容は簡単ことですが、実に深い問題!
中間マージンはいつの世でも必要経費であるのだが、細かく分けて運ぶ分仲卸は大変(経費も含む)と思います。その分浜値は下がる(高く買えない)という悪循環のような気がします。このようなことから、運送屋さんが損しないような形態へと変化していると思います。悪い事ではないのですが請求先が変ったということだけで、実際のコストは変らず(むしろ値上げ)、その分だけ浜値が安くなっているのが実情ではないでしょうか?浜値は安くなる、中間マージンは少量多配送でコストアップする、お客さんは昔より結局高く買っている。こんな感じになっているような気がします。結局自分の目で見て買いたい(安心)という部分が優先されるという更に複雑な世の中で、バスツアーなどのユーザー直接買い付けが主流(ネットも含む)になっているような気がします。はてさて、お取り寄せで1500円/回の配送賃をかけるお客さんと、スーパーで買うお客さん今は買いに行く人が多いですが、後何年後かには、その殆どがお取り寄せになる日もあるのかなぁ?と!でも運送屋さんはそこにはいるわけで!奇奇怪怪!