銚子・角巳之・三代目

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久々の晴れ

2007年04月25日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0877 昨日は久しぶりの晴れ。一週間近く海に出られなかった船も、セグロはじめ沢山の魚を積み込んで続々と入港しておりました。この一週間、シケのため水揚げが殆ど無く、漁港周辺は閑散としておりましたが、昨日は物凄い活気。この落差、かなり激しいです。やはり港町は水揚げあってのもの。ただ自然相手に人間は全くの無力。それを実感しております。黒毛和牛は素牛(子牛)を購入しても、出荷するまで2年近く。途中死んでしまうかもしれないし、コストが吸収できるだけの値段で売れる保証も無い。豚も鶏も同じ。今、田植えの季節ですが、秋の刈り取りまで、台風が来るかもしれないし、上手く育たないかもしれない。牛同様、豊作だったとしてもコストが吸収できないかもしれない。他の野菜、果物も。シケになれば海に出られない。漁師さんだけでなく、水産関係者も仕事が滞る。農・畜・水産業、いわゆる1次産業と呼ばれる業種に後継者が育たず、廃業が相次いでいく中、自給率は40%前後となり、国際社会の中でも、自分の国の食い扶持を自分達で賄えない国は独立国家としてみなさない。なんて言われている昨今、担い手育成策が次々と発表されておりますが、それでも廃業が止まらない。儲かれば担い手は増えると言いますが....。それだけでは無いような気がしております。写真はまたまた花筏さん。これプリザーブド・フラワーと言うそうです。これも印旛にて。


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