銚子・角巳之・三代目

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土カベ

2006年06月27日 | 日記・エッセイ・コラム

000_0020 昨日の連載200回にあたり皆様方からコメントや沢山のメールを頂きました。誠に有難うございます。また誕生日、37歳と聞くと....言葉がありませんが、気持ちだけは若くと思っています。と言いながら昨日、ミニバスの行事終了後に地元中学生と練習試合を行い、まだまだ負けないと張り切り過ぎて、今朝は膝・腰が痛い、痛い....。少し歳を感じました。さて先週、“火曜日は休電日”という記事を掲載いたしました。本日も火曜日なのでそれに因んだ話題を。これも昨年の改築時に見つけたもの。築80年の家の“土カベ”です。この家は改築を行ってくれた近所の大工さんのおじいさんが作ったもので、おじいさんの仕事をお孫さんが改築という事になりました。歴史を感じます。この辺は海風が強く、台風の直撃を受ける事も多いです。そんな環境下、竹と紐で編みこんだ枠に土。これで80年間ビクともせずに過酷な環境を生き抜いてきた訳です。最新工法の立派な家もいいですが、竹と紐...、この“知恵”は現代人が忘れているすべてに通じる何かを訴えているようです。若い大工さん、職人さん一同も感心しておりました。そう言えば最近は“小民家”が大人気だそうですが、これらの移築など、伝統工法が分かる方が非常に少ないのだそうです(食品も全く同じです)各地でこれら伝統工法を残そうという気運が高まっており、若い大工さんが懸命に習得されていると聞きました(これまた食品も同じ)昔を懐かしむのではなく、これら伝統工法は理に適っており、持続可能な生活スタイルをしていこうとすれば、当然の帰結のように思います。


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