なよ竹の・風に任する・身ながらも・たわまぬ節の・在りとこそきけ...。幕末会津戦争の折、
会津藩家老・西郷頼母の妻、千重子さん辞世の句とされております。か弱い身であるが節義
に殉ずる...という凄まじい覚悟の句。西郷家の婦女子21名が壮絶な最期を遂げる...。
昨年会津に参りまして(若松ではなくお隣の坂下町でしたが)、昔書籍で読んだこの句が、
何故か出てくるようになりました。そして昨日が節分でしたので...。節と言うこと..日本人
ならDNAレベルで何か感じるものがあると思います。会津魂また然り...。
さて本日の写真も玉前神社。ここがレイラインの東端でありここから真西に一本道。そして
東を守るのは青龍...。この地が龍脈の入り口であり、白虎(西)に向かう。因みに北は玄武
南は朱雀...。青龍(青春)、朱雀(朱夏)、白虎(白秋)、玄武(玄冬)人の一生になぞらえて。
想像上の動物(四聖獣)、古代中国の考え方に基づくものであり、青春から玄冬に向かう、
ここでも節を表しているのだろうと思います。さて冒頭の句、あまりに壮絶ですがこれが会津
ならぬものはならぬのです...。節を守るとはかくの如し。節分翌日、歴史に思いを馳せて...。
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