銚子・角巳之・三代目

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小キハダ

2020年06月03日 | 銚子の魚

例年...という期間がどのくらいの長さを示すのか不明ながら...。写真はキハダ(マグロ)...。先日、後にマグロを
付けるな失礼だ云々と書きましたが...。例年ですとこの季節、巻き網船によるキハダ漁、特に小キハダ(小さな
キハダの意です)が最盛期のはず...。記憶を遡れば、3年前大豊漁、昨年大空振り、今年は...と思いきや...。

現在、マグロ類の水揚げ風景はビンチョウ一色...、小キハダは数えるほどしか見ておりません。予想では4月末
あたりから本格化し、今は最盛期とのことでありましたが...。例年は...、予想では...、計画では...、従来型の思考
回路に従えば、以前のデータに直近の趨勢などを加味し、こうなるだろうから、こうしよう...と。

自然を相手にしている漁業者や農業者の方々と、この15年ほど一緒に過ごして参りました...。台風や時化、病気
や寄生虫、さらには風評被害等々...と。仕方ない...。この一言で片づけざるを得ない現実が多々ありましたが、
それでも生きていかなくては...。AがダメならB...、BがダメならC...。ピンチを何とか凌いで、次のチャンスに...。

何て不安定な...。確かにその不安定さから(農業、漁業は)敬遠されて参りましたが、コロナによる強制リセットで、
みな気が付いたはず...。安定などないこと...。改めるべきは過度に安定を求めること、変わる勇気を捨て去ること...。
甚だ生意気なことを書きましたが、時代の潮目は農業者、漁業者の生き方に学べ...、そう言っているように思っております。



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