銚子・角巳之・三代目

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部分と全体

2019年01月26日 | 日記
暫く更新をサボっておりました...。何卒ご容赦を。昨年末から年明けにかけて、
流通を巡る様々な変化が顕在化し、それは遠くの大きな話で、地域の目の届く範囲の
小さな営みに無関係であろうと思われましたが...。サボっていた間、沢山の方々が
お越しになっておりましたが、そこで語られていたこと、この魚(野菜でも肉でも)
を仕入れるに、値段は?規格は?...ではなく、物流は?...そして仕組みは?...。
以前、部分最適の総和は全体最適ではない。合成の誤謬(ごびゅう)であると生意気な
事を書いたこと、記憶しておりますが...。何故かそのことを思い出しました...。
20年ほど前でしょうか、それまで農協さんへの出荷が殆どであった農家の方々が、
自らグループを作り、直接スーパーマーケット等への販売を行うケースが増えていきました。
農協改革の流れを受けて、国もそれを促進していたと思います。物事を見るに、部分を
見るか?全体を見るかでありますが、当時、農協さんの批判をするのはたやすい事...。
動きが遅いとか、前例がないことはやらないとか...。確かにそういう部分はあったかも
しれません。求められる機能が変ってきていたこと(部分)は事実でありますが、である
からと言って、農協そのものの存在否定(全体)することは、如何なものかと思っておりました。
で、その思いは今も変わりません。同様に、市場なども...。流通を巡る変化が大きくなりそうな
昨今でありますが、部分と全体を見渡し、熟慮の末の簡潔を目指したく...。本日、銚子港は
台風並みの大風...。にも拘らず、サバの水揚げは5,000㌧超とのこと。水揚げ待ちの
船が船体を大きく沈めて、所狭しと並んでおりました...。

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