銚子・角巳之・三代目

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太郎・次郎・三郎!

2020年07月09日 | 日記・エッセイ・コラム

九州はじめ全国各所、大雨・川の氾濫等で甚大な被害に遭われた方々に、まずはお見舞いを申し上げます。
TV等で映し出される河川氾濫の恐ろしい風景が、写真の風景(目の前の利根川河口)と重なって見えて
おります。今回は日本の三大暴れ川の一つ、筑紫次郎が暴れたとのことで...。

日本の三大暴れ川は、坂東太郎(利根川・関東)、筑紫次郎(筑後川・九州)、四国三郎(吉野川・四国)
の3つの河川を指しております...。地形等から氾濫を起こしやすく、歴史的に見ても周期的に暴れ、甚大な
被害を引き起こす三兄弟...。

神社の御神木などで、太郎杉、次郎杉なる異名を見掛けることがあります。太郎は長男、次郎は次男...、その
大きさや歴史で長男、次男...と。暴れ川の異名もそれになぞらえているものと思います。どの川も、流域住民
に豊かさや、独特の情緒を育む心の拠り所でありながら、ひとたび暴れ出したら止まらない...。

筑紫次郎のもとで戦国時代に活躍した、黒田官兵衛...。のちに如水と号し、水五訓(みずごくん)なる教えを
残しております。水は氷にも、水蒸気にもなり、.形を変え、様々な姿を現すがその本質は変わらない。ただの
水である。ただの水も暴れ出したら止まらない。とにかく逃げる。そんな時もある。これまた人生訓かと。





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