銚子・角巳之・三代目

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下がるほど...。

2020年05月03日 | 日記・エッセイ・コラム

下がるほど、人は見上げる藤の花...。銚子駅近く、妙見様(日蓮宗の名刹)にて、臥竜の藤と呼ばれる
藤棚を見て参りました...。見に行った...というよりは、通過した...と言う方が適切かもしれません。本来
であれば今の季節、この臥竜の藤を見物に沢山の方々が集っていたであろう場所(今年の藤祭りは中止です)

最近は事務所から、銚子駅くらいまでの範囲には歩いていく事にしております。(運動不足解消のために...)
先日、駅前に用事があり、懐かしい雰囲気に誘われるように、境内を通過した、と言う次第であります。
この妙見様に幼稚園が併設されており、私はここに通っておりました...(45年前の事ですが..)

臥竜(がりゅう)の藤、縁起を見ますと、この藤はもともと京都御所にあったとか。品種は野田藤...。
大阪の福島区野田地区、日本三大名藤の一つに数えられる銘木。時代は南北朝時代と書いてありましたので、
今から700年くらい前...。京都から大阪に運ばれ、海路銚子へ...。関西と銚子の深い縁、このこと後日に...。

50のおっさんが、幼稚園時代の事などお恥ずかしい限りですが、冒頭の句(下がるほど...)、園長先生や
住職の方々に良く聞かされていたな...と懐かしく。虚勢を張るな、何事も謙虚であれ...。緊急事態を前に、
感情剥き出しのぶつかり合いが多くなり、心が疲弊している今...。身に染みる句であります。

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