銚子に戻ってくる前、10年ほど東京都・新宿区に住んでおりました...。戸山公園という桜の名所の近く...。
新宿なのに緑が多く、静かで住みやすいところ。それなのに新宿駅もそう遠くなく、徒歩圏内にいくつもの
地下鉄があり、本当に便利な場所...。24時間眠らない街の生活...堪能しておりました。
様々な出来事があり、銚子に戻ることを決心。35歳の時でした...。夜7時過ぎると辺りは真っ暗、朝は6時頃
市場(銚子第三市場)に行く生活...。最初こそ新鮮でしたが、だんだん心が重くなり、やがて自律神経を...。
今思えば、覚悟が全く足りなかったのだと思います...。心の中のどこかに以前の場所、生活に戻りたい...と。
一度暗い気持ちになると、どこまでも落ちていくもので、自分は誰にも必要とされておらず、周囲はすべて
敵なのではないか?...重症でありました。知人の勧めでブログ開設...。思わぬ効果がありました。カメラ片手
にネタ探し...。ないものをねだるより、あるもの探しだな...。そんな心境になったこと覚えております。
物理的距離を取らざるを得ない状況下...。そんな時だからこそ、離れていてもそこに社会的な繋がりがあること
を忘れないようにしよう...。全くその通りと思います。かつて自らが感じた、あるもの探しという感覚...。
あれもない、これもない...では気が滅入るので、これもある。あれも...。繋がりを感じる契機になるかと思います。