銚子・角巳之・三代目

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アルムナイ③

2018年07月11日 | 日記
以前の感覚で言うと、理由の如何を問わず、勤めていた会社を辞めると、
何か裏切り者になってしまったような感覚に陥る...。これは辞めた経験がある
ものにしか分からない感覚かもしれません。会社にとっても、代わりならいくら
でもいる...。そんな感覚があるのかどうか分かりませんが、いずれにしても、
勤務していた会社を辞めるということについて、最近はその裏切り者感が薄れ
会社にとっても、外の世界を見たかつての社員と、積極的に繋がりを持とうと
している。そんな状況になっているようです。TVにて、大手総合商社の退職者
OB会の特集がありました。会社側からは役員まで参加...。大手総合商社を
辞める。一般的に言って、なんてもったいないことするんだ...ということですが、
それでも辞める決断をし、転職あるいは創業する...。外に飛び出して初めて、
恵まれていたことを知り、外の世界の厳しさを知るけれど、実体験を通じて
経験したことは大きな財産。その財産をアルムナイとしてかつての仲間と共有
しませんか?...、そこに何らかの化学反応が起こると、会社、退職者双方に
とって有益な状況が生まれる(かも)...と。この傾向、諸般の状況から考えて
益々加速していくことと思います。