銚子・角巳之・三代目

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2006年08月02日 | ブログ

100_0253 書籍のネット検索はアマゾンが便利なので良く利用しております。書店にも並んでいないようなマニアックな本まで検索できて、本当に便利な時代です。が、やはり本は書店で立ち読みしながら。が一番だと思っております。読者の方々から依頼も有りましたので、ブログ横の空いているスペースに、考えさせられた本などご紹介させて頂くことにしました。人間は何を食べてきたか?というのは本ではなくDVD。20年ほど前のNHK特集ですが、これはレンタルビデオ屋さんで借りて何度も見ました。食べ方=生き方で、その行動は地域環境や風土に大きく左右される。私の薄っぺらい解説などより、百聞は一見にしかずの名作だと思います。何故ドイツでソーセージ?とか、コメのルーツとか、内容は盛り沢山で非常に濃いです。第一話は血の一滴も生かす。というタイトルで肉なんですが、ドイツの小学生くらいの女の子が、今まさに解体されて行こうとする豚をこわばった表情で見つめています。親や周囲の大人はその意味を優しく教えている。可愛そうではなくて、有難う。家畜の解体を見せる事の是非はともかく、ドイツの厳しい冬を乗り切り、生きていくために絶対に必要な行為。家畜に感謝して血の一滴も無駄にしない。こういう実経験を子供の頃にしている国は先進国と呼ばれているところが多く、その殆どは自給率が100%を越えております。偶然では無いと思います。そんなこんなで時々更新しながら本の話題なども入れていくことにします。写真は日曜日の犬吠埼、かなりシケておりました。