風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

「ハルさんチョイス」

2017-05-15 | 文化


仕掛け人ハルさんさんが選んだ
岩手の名品、物産展は、
東銀座のいわて銀河プラザで開催。



本日から明日まで、お待ちしています。



マルカン写真集も販売します。
定価 税抜1,500円のうち、
800円がマルカンビル今後の運営のための
寄付金となります。
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学校

2017-05-14 | 世界・平和


以前から「大学は就職のためにある」という
最近の風潮をおかしいと思っていた。
つぶしが利く学校や専攻を選び、
どれだけ資格が取れるかだけなら
実業系の高校やそれなりの専門学校の方が良い。
大学では、実務を学ぶのではなく学問を学んで欲しい。
できるなら様々な本や思想にも触れ
理念や哲学を学んで、考える力を身につけて欲しい。
それこそが本当の高等教育だと思うのだ。
考える基礎を身につけずして新しい発想は生まれないし
哲学を学ばずにして理念は身につかない。
物事の本質を理解していなければ
いざ何かしらトラブルに巻き込まれた時に
フレキシブルな対応ができない。
違った角度からのものの見方や客観的な視点も持てない。
今日本の教育に最も大事なことだと思うのだ。

明治の頃にそれを述べているというのは慧眼。
今この時代だからこそ余計に
大学の文系学部をないがしろにしてはいけない。
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「マルカン大食堂の奇跡」

2017-05-13 | 読書


昨年3月の花巻のマルカンデパート閉店発表から
今年2月に大食堂営業再開に至る約1年間の物語が
このたび1冊のドキュメンタリーとして
5/17に双葉社から発行される。

上町家守舎からはことあるごとに
マスコミやwebを使って途中経過の報告があったが
実はその裏でどんなことがあったのか
どんな紆余曲折があったのか
どんな人たちの、どんな喜怒哀楽があったのか
そんなことをまとめた1冊。
再開できるのか、固唾を飲んで見守っていた市民やファン、
全国でも同じような問題を抱えているまちづくりに携わる方々、
そして何より、マルカン大食堂復活に至る過程を誤解し
ネガティブに感じていた方々や
「どうせ田舎だから」と自分のまちを諦めている方々に
読んでもらえるといいと思った。

amazonではすでに予約が始まっている → 予約サイト

「マルカン大食堂の奇跡
 〜岩手花巻発!
  昭和なデパート復活までの市民とファンの1年間〜」北山公路:著 双葉社
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ハルさんチョイス

2017-05-12 | 文化


アルカン写真集久しぶりの直販です。
来週月曜日〜火曜日に、
東京は東銀座の
いわて銀河プラザで行われるイベント
「ハルさんチョイス」にて、
マルカン写真集販売予定。
お近くの方はぜひおいでください。
写真集だけではなく、
主催者のハルさんが選んだ
岩手の逸品揃いのイベントとなります。
当日お待ちしています(^^)
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あだ名

2017-05-11 | 文化
あえて、ブログカテゴリーは「文化」笑

高校時代の同級生の間で
結構たくさんの友人たちにあだ名をつけてきたし
あだ名で呼んでもきた。
中にはそっちがデフォルトとなり、
本名がすぐに出てこなかったりする人も(^^;
幾つか挙げてみようか。

(ワタシが名付けて定着したあだ名)

宮 本 ・・・これは高校時代の先生。
       本名は全く違う名前なのだが
       なにせクールファイブの宮本さんそっくりだったので。
       中には職員室で「宮本先生」と呼びかけて
       ムッとした顔でシカトされた同級生もいたらしい。
       あれから40年経ったけど、同級生たちとの会話では
       「宮本先生」がデフォルト

シ キ ・・・国語の教科書にある正岡子規の横顔にそっくりで「シキ」
       とても分かり易い・・・と自画自賛(笑)

ジョン ・・・これもJohn Lennonに似ているから。
       単に丸い眼鏡をかけてただけなんだけどね。

ウ ス ・・・くしゃみが派手で、となりのクラスにも聞こえるほど。
       当時北海道の有珠山が噴火していたので、そこから。

サカナ ・・・定着まではいかなかったが、我々周囲ではそう呼んでいた。
       ちょいと左右の目が離れている女の子に。
       でもさ、そこが可愛かったんだよ(^_-)

(いつの間にかそう呼ばれていたあだ名)

ヘイズ ・・・陸上だかボクシングだかで似ている選手がいた由。
       本名は未だもって(ワタシは)わからない(笑)

スケマサ・・・とても偉い人になっちゃったので、誰かは言えぬ。
       社会人になってから通りの真ん中で、
       大声で呼びかけたら「勘弁して」と言われたことあり(笑)

ゴギャラ・・・女の子のあだ名だったけど、面と向かって言ったヤツいる?
       あだ名の語源は知ってるけど・・・言えない(笑)

タマミ ・・・これも女の子のあだ名だけど、これも面と向かっては言えない。
       語源ももちろん明かせないけど、男子はみんな知っていた。
       可愛い響きだけど、本名は全く違う。

オヤンズ・・・「親父」という意味の方言。
       無精髭を生やし、どこからどう見てもティーンには見えなかった。
       他にも髭生やした晩からな奴らはいたけれど
       こいつは顔の作りも親父くさかったなぁ・・・。

ちなみにワタシにあだ名は無かった。
高校時代だけじゃなく、これまでの人生においても
定着したあだ名はないなぁ。
たぶん滅多にない名字だからってこともあったんだろうけど、
だからこそあだ名で呼ばれるヤツが時々羨ましかった。
ここ7〜8年、人によっては「風屋さん」と呼んでくれるのが唯一。
これはこれで慣れてきたけど(^^)
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食堂かね山

2017-05-10 | 食べ物・お店




比較的自宅に近く、
しかも結構古くからある食堂なのに
なんと今回初入店。



ラーメン炒飯セットは
薄口の優しい味で秋が来ないし
結構ボリューミー。



そして驚いたのがこのスープ炒飯。
なんと出汁がよく効いた塩胡椒ベースのスープに
炒飯がそのまま浸かっている。
ラーメンセット同様薄味の炒飯であり
スープも薄味なので飽きずに食べられる。
こりゃ美味い。
中華風のおじやって感じかな。
セットよりさらにボリュームがあるので
結構お腹が苦しくなるぞ。
すべてのメニューがリーズナブルだし
近場にある意外な盲点だった(^^;

ところでふと思ったんだけど
最近花巻ではおしゃれなレストランなどでき
何となくそういう店に行く機会が増えてきたし、
そうで無い場合はラーメン屋などに行くことが多いけど
こんな感じの、いわゆる「食堂」が無くなった。
例えばカツ丼や親子丼、
例えば普通の定食などを食べたい時に
行く店がなかなか思い当たらない。
特徴ある店で差別化を図るってのは商売の鉄則だけど
その中間にある普通の「食堂」が無くなっているんだね。
それはそれで何かと不便を感じることもある。
マルカンビル大食堂は、
そういう意味でも存在意義があるんじゃなかろうか。
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Machicoco便り vol.8

2017-05-09 | マチココ




おかげさまで、
創刊号発行後にご協賛を予想より多く申込いただき、
私たちの手元には数冊の見本しか無くなりました。
ありがとうございます。
このペースだと、それほど遠くなく増ページを図ることができ、
より濃い、そして充実した内容にできそうです。
それもこれも応援いただく方々のおかげです。
今後ともよろしくお願いします。

さて、現在2号目の編集作業中。
先日は土沢商店街に、
そして明日は花巻市内で取材を行う予定です。
テレビ岩手さんが同行取材してくれることになっています。
近々、東京のとある雑誌から
「ローカルメディア実践例」ということで
取材していただけることとなりました。
掲載が決まりましたらまたここでもお知らせいたします。
お楽しみに。

写真は、
先日マルカンビル1階のマーブルカフェスタンドで
特別作ってもらった、
ワッフルのマチココスペシャル。
美味しくいただきました。
ありがとうございました。
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盲信と差別

2017-05-08 | 世界・平和
タバコの話をしようか。
私は喫煙者だけど、やめようと思えばたぶんすぐやめられる。
以前も何となく1年ほど「切らして」いたことがある(笑)
確かに体には良くないことは承知だし
世の中にはマナー違反の人が多いことも知っている。
そういうことから喫煙者の肩身が狭いのもいた仕方ない。
喫煙者の立場からもマナー違反は腹立たしく思う。
個人的には喫煙しない人たちに迷惑をかけない形で
できるだけ気を使いたいし、気を使っているつもりでもある。

ただね。
あまりにエキセントリックなのはどうかと感じる。
副流煙が100%肺がんの原因ではないし
全くタバコに縁がなくて肺がんになることもある。
あまりに敏感に反応しすぎて
煙も届かない遠くからでも顔をしかめてみせたり
吸っていなくても喫煙者というだけで排除しようとしたり
そこまで行くとほとんど差別だ。

TVや新聞の報道を盲信するあまり
例えば「焦げ目に発がん物質がある」と聞けば
焼き魚の焦げ目を丁寧に取り除いたり
パイナップルは筋肉を溶かす成分がると聞けば毛嫌いしたり
逆にバナナや納豆やリンゴがダイエットに効くと知ると
翌日には軒並み売り切れるほど買い込んだり・・・
どんなものだって過ぎたるはなお及ばざるが如し。
どんな体に良いものでも食べすぎれば悪く作用するし
(普通の食事に加えて食べるなら痩せるものも痩せない)
焦げ目だってパイナップルだって程度の問題。
季節を外れているのに無理やりリンゴを探して
無駄に高い買い物をしている人も知っている。
自分の頭で考えてみればわかることだが
考えることを初めから放棄して盲信しているとしか思えない。

タバコの問題も同じこと。
喫煙する側、しない側がお互いに気遣えば済むものを
わざわざコトを荒立て、敵と味方に相手を区別している。
いや、区別というより、もう差別。
「税金上げて千円以上にすればいい」とか
「いっそのことタバコを法律で禁止すればいい」という
いわば「嫌煙原理主義」的な発言もネット上見受けられるが
そうなったらどうなるのかという想像力を働かせたい。
嗜好する人が誰もいないのならそれでもいいけど
そうじゃない状況で強権発動すれば
禁酒法時代のアメリカのように、
あるいは現在の日本の覚せい剤のように
闇に紛れることにより反社会的集団の手が伸び、
新たな資金源となる可能性が高い。
世の中に男と女がいるように、文系と理系がいるように
障がいを持つ人と持たない人がいるように
タバコを吸う人と吸わない人がいる。
単に嗜好の違いによる多様性のひとつ。

ところでこの「盲信→差別」は
嗜好品や食べ物に関することだけじゃない。
例えば東日本大震災や熊本地震の時に流布したデマ。
例えば何処かの国が攻めてくるんじゃないかというフェイク。
例えば他国籍の人たちが優遇されているんじゃないかという主張。
例えば障がいを持った人たちは社会のお荷物という偏った思想。
自分の頭でちょっと考えればおかしいとわかるのに、
客観的に、冷静になって考えればわかるのに、
思考をストップして、誰かが言うがまま丸ごと信じて
それが今度は対象者への差別につながる。

あぁ、カルト的国粋主義者の言動もだね。
彼らの主張に異を唱える人たちは、
彼らに言わせると日本人じゃないらしい。
しかも「売国奴」というカテゴリーになるようだ。
戦前の「非国民」と同じ響きに聞こえるのはワタシだけ?
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高校同期会

2017-05-07 | 生活の風景


3年に1度のペースで開催している
高校時代の同期の集まり。
残念ながら今回は
参加者が30名ほどと少なかったが
それでも集まれば話が尽きない。
医者や大会社の役員になったヤツらも
政治の世界で活躍するヤツも、
家庭の主婦を立派に勤めてる人たちも
みんな高校時代の顔になる。



ここんとこ恒例となった
高校時代の写真や8mmフィルムを編集した
ムービーがパワーアップしてて大人気。
写ってる高校生たちを指差して
あいつだ、こいつだと大騒ぎとなる。





今はもう無くなった、
古い木造の旧校舎時代が懐かしかったり



雪の上での応援歌練習の写真に歓声があがったり。
今回は大学時代や20代の頃の写真などもあり
ますます盛り上がった。

参加者が少なかったメリットとして、
全員がひと言ずつ近況報告や挨拶。
みんなの話が聞けたってのも良かったね。

次回は還暦に開催予定。
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百花繚乱

2017-05-06 | 生活の風景


実家の庭は春真っ盛り。
色とりどりで花がいっぱい咲いてきた。
北国の春は爆発的というけれど
梅、桜、辛夷に花桃、リンゴの花が続く。
チューリップもあっという間に咲き始めた。
一斉に花開く北国の春、良いなぁ(^^)



自宅の庭も。



そして大好きなリンゴの花も(^^)
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陸前高田

2017-05-05 | 世界・平和


5月3日はぶらりと三陸南部へドライブ。
はじめは住田町周辺で新緑を眺めたり
瀬田米の小さな商店街を散歩したり。

その後大船渡へ。
クレーンやブルドーザーだらけの津波被災地横に
いち早くできたばかりのショッピングモールでランチ。

午後はそこから南下して陸前高田へ。
実は震災以降、大船渡、釜石、宮古には行ってたけど
昔からちょいちょい行っていた陸前高田は
少々知っている街だけに見るのが怖くて行ってなかった。
震災から6年経って、ようやく初訪。













これらの写真に写っているのはかつて街だったところ。

何もない。
本当の何もない。

ただただかさ上げ工事の盛り土が積み上がっているばかり。
ショッピングモールができ、
幾分でも復興が感じられた大船渡とは大違い。
市単位の街がひとつ、そっくり無くなってしまっている。
声も出なかった。
息子たちの試合や合宿で何度か行っていた
海岸沿いの野球場や野外活動センターはどこだ?と
「奇跡の1本松」の事務所の人に聞いてみたら
地盤沈下により、その辺り一帯は海の底になったとのこと。
↑の写真の松の後ろの建物は元ユースホステル。

まだそこいら中ゴロゴロと石が転がり
かつて建物だった場所に土台だけが残ったりしている。
そして何よりも、街の周囲の山を削って盛り土しているため、
削られ、崩された山々の風景も一変している。

帰りがけ、「街だったところ」を通って小高い場所まで行くと
空き地はほとんどが仮設住宅や仮設商店。
6年経ってまだまだこんな状況だ。
「復興が進んでいる」と思っている方々には
ぜひこの光景を見に来て欲しい。
これからの道のりはまだまだ遠い。


実は震災から半年ほど経ったころ
当時東京にいた私はひとつの書籍の企画を持って
幾つかの出版社を回ったりしていた。
「今ここなら行ける三陸」
鉄道をはじめとする港教交通機関も、道路も遮断され
どうすれば現地に行けるかわからなかったころのことだ。
サブタイトルとして
「来てけろ!見でけろ!買ってけろ(または助《す》けでけろ)」
全国からたくさんの人に来てもらい、
直接的な支援や、現地でも消費で手助けして欲しかったから。

しかしその本は日の目を見ることはなかった。
幾つかの会社の方には「必要な本だ」「良い企画だ」と
会議にかけてもらったりもしたのだが、
残念ながら結論は「被災地で商売したと思われたくない」とボツ。
気持ちはわかる。下手すりゃ炎上ものの企画だから。
でも当時、被災地で本当に求められていたことが
そういう理由でポシャったのは悔しかった。
あの当時だからこそ、被災地に寄り添って欲しかった。
もっと言うと、他人事だと思って欲しくなかった。

元の復興大臣の発言など聞いていると
「結局そういうことなんだな」と悲しくなってくる。
ことあるごとの発言を聞いていると、首相も。
三陸も、福島も、熊本も、沖縄も・・・
結局あの人たちにとっては他人事であり
その地の人々の痛みは理解できないんだろうな。
理解しようと思ってすらいないのかもしれないが。

そんなことを、高田の風景を見ながら感じていた。
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冗談じゃない

2017-05-04 | 世界・平和
政府の内閣官房が4/16に
「有事の際の対応マニュアル」をwebで発表した。
科学兵器や生物兵器、核攻撃や敵の上陸があった際の
避難や対応方法を書いたものだ。

・・・が、なんじゃこりゃ。
「閃光や下級を見ないように。失明の恐れがある」とか
「速やかにコンクリートなどの頑強な建物に逃げ込め」とか
そんなことやってる時間的余裕があるのか?
考えている間に一瞬で焼け焦げてしまうだろう。
「家に閉じこもって窓に目張りしろ」とか
家がそのまま残っているとでも思っているのか?
今朝の朝日新聞の投稿欄に
先の戦争を経験した80代の方が書いていたが
そんな対応方法は、戦中の
「本土決戦の際には竹槍で迎え撃つ」と同じこと。
高性能の焼夷弾にバケツリレーで対応しようとしたのも
またおなじようなことだわな。
なるほどこんな対応しか考えられない方々じゃ
原発の地震に対する対応なんぞ考えろって方が難しいか。
とにかく、過去から何も学んでいないということだけはわかった。

それよりも
こういうマニュアルをUPすることによって
国民に危機感を煽るのがこのマニュアルの本当の目的じゃないか?
森友問題やら、沖縄基地問題やら、凶謀法やら
そんな口に苦いことから目を逸れさせ
最終的は「だから憲法改正を」と持っていくための布石じゃないか?
間抜けに見せておいて、そんな道筋を立てているとすれば
それでうまくいくと思っているとすれば
国民は随分なめられたものだ。
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川柳

2017-05-03 | 世界・平和


昨日の朝日新聞より。

「電車より原発でしょう 止めるなら」

うまいっ!!


と、感心してる場合じゃ無い。
真剣に聞き対応をしているとは思えない。
こんなところにも
ことさら必要以上に危機感を煽る
誰かさんたちの企みが見え隠れしている。
そこまでやるか?って感じ。
なんせ北の国が何かするたびに
内閣支持率が上がるもんね。
こりゃあアベさんも笑いが止まらない。
「どんどんやれ」って感じなんじゃないか?

今日は憲法記念日。
現日本国憲法こそ日本の宝、世界の宝。
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昭和のころ

2017-05-02 | 風屋日記
今放送中の朝ドラ「ひよっこ」の舞台は昭和40年。
ワタシが幼稚園に通っていた頃だ。
だから主人公たちはひとまわりほどお姉さんたちなのだが
ドラマの中のそこかしこに懐かしい場面が出てくる。
日本の戦後史はバブルを境に大きく変わったので
昭和40年代も50年代も繋がっているからだ。

高校を卒業した主人公たちは東京に出てくる。
就職した工場の寮でカレーライスを食べ
「こんなにうめぇもの、食べたことがねぇ」と驚嘆する。
ワタシがそう思ったのはマクドナルドのハンバーガー。
大学に入ってすぐに友人たちに連れられて
初めてマクドナルドへ行ったのだった。
ストロー挿すのにシェイクの蓋を開けて笑われたのもその時。
しかしその時食べたハンバーガーなるものの美味しかったこと。
「こんな美味いものが世の中にあったなんて」
そう感じたのは前年東京で食べた吉野家の牛丼以来だった。
「東京には田舎と違って美味いものがたくさんある」
まぁ、今では地元の方が水も野菜も米も美味いと思っているのだが
若い頃の初体験は強烈な思い出だからねぇ。

ドラマの主人公たちは夜汽車に乗って上京する。
(日立から上野ってそんなに時間かかるの?)
周囲の座席に座る同世代の子たちに声をかけたりするのだが
その風景もまた懐かしい。
大学生の頃に帰省する時には隣席の見知らぬ人と会話を交わすのが
確かに当時は普通だったと今思い出す。
乗っているのが長い時間だったせいもあるのだろうけど
今新幹線で隣人に話しかけると迷惑がられるだろう、たぶん。
でもあの当時は隣のおばさんに冷凍みかんをもらったり
同世代と思しき人と会話を交わすのが普通だった。
隣の人が食事をしに食堂車(これも懐かしい)へ行き、
帰ってくるなり「三好京三さんがいたっけよ」と教えてくれ
直木賞作家の三好さんと面識ができたのも帰省の時だった。
そういう光景も昔のこととなりにけり。

高校時代、我が家は花巻駅から2km弱のところだったので
夜遅く、周囲が静かになると
夜汽車の到着〜発車アナウンスが遠くに聞こえた。
それを聞きながら、見知らぬ都会への思いを募らせたものだった。
まだ高度経済成長の残滓が残る時代。
何者かになろうとしていた田舎の少年は
都会の大学に入ることが自分の夢へと続く扉に思えていた。
「こんな田舎の町から早く出たい」と
駅のアナウンスを聞きながらぼんやり考えていた。
それが今では、生まれ育った街をなんとかしたいと頭を巡らせる。
あの頃思い描いていた輝かしい未来を
今の若い人たち、高校生たちには見えているのだろうか。

あれから40年。
思えばと多くへ来たもんだ。
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思い出す、教室の風景

2017-05-01 | 世界・平和
小学校時代や中学校時代
クラスにひとり乱暴なヤツってよくいたよね。
無茶ばかりするから誰も相手にせず
無視もされるから余計に注目集めたくて
さらに目に余る行動をエスカレートさせたりして。
たまにナイフなんかチラつかせたりもするけど
これ見よがしに見せてるだけで
それを誰かに振るう勇気があるわけじゃない。
もし何かのはずみで、そのナイフで誰かを傷つけると
たぶん一番怯えるのは当の本人だろう。

そういうヤツにわざわざ怒声を浴びせたり
こちらで徒党を組んで揶揄したりすればどうなるか。
売り言葉に買い言葉ってのはそういう時に使う。
お互いの行動がだんだんエスカレートしていった結果
取り返しのつかないことが起きるだろう。
そんなことになったら、原因を作ったのは双方だ。
どちらも愚かとしか言いようがない。

じゃあ、そういうヤツにはどう対処すべきか。
本人のプライドを傷つけないように
それでも毅然として諭すべきを諭せば良い。
みんなの前でだと虚勢を張るから、1対1で。
あるいはそいつがある程度尊重しているヤツと組んで。
本人だって、好きでやってるわけじゃないから
きちんと尊重してもらったことも含めて理解すれば
おそらく態度も変わる。
変わらない時には、最後の手段としてみんなで糾弾すればいい。
某両区を振るうヤツに暴力で対抗すること自体
双方ともに同じレベルってことだ。

さて、何を言いたいかもうおわかりと思う。
北朝鮮が頑なになってガンガン吠えているのは
同じレベルで挑発を繰り返す超大国とその仲間たちがいるから。
これまでの経緯を時系列で見ていけばよくわかるよ。
アメリカの対応によって北朝鮮の対応が変わる。
以前の「話し合い路線」は
「甘やかす」とか「弱腰」とかいうことではなく
「コトを起こさない」「コトを起こさせない」ための
賢い戦略じゃないのか?
一方で中国は賢くしたたか。
この問題でのイニシアチブを握ってしまった。
まるでアメリカvs北朝鮮の行司役みたいだ。

どうも今の東アジア情勢を客観的に見ていると
前記のような教室の風景を思い出すんだ。
日本だって、「北の脅威」に騒げば騒ぐほど
「北」はますますエスカレートしていく。
「北の脅威」を自分に有利な武器として使おうと
意図的に世論形成してる人たちもいる気がするけど。
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