風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

冗談じゃない

2017-05-04 | 世界・平和
政府の内閣官房が4/16に
「有事の際の対応マニュアル」をwebで発表した。
科学兵器や生物兵器、核攻撃や敵の上陸があった際の
避難や対応方法を書いたものだ。

・・・が、なんじゃこりゃ。
「閃光や下級を見ないように。失明の恐れがある」とか
「速やかにコンクリートなどの頑強な建物に逃げ込め」とか
そんなことやってる時間的余裕があるのか?
考えている間に一瞬で焼け焦げてしまうだろう。
「家に閉じこもって窓に目張りしろ」とか
家がそのまま残っているとでも思っているのか?
今朝の朝日新聞の投稿欄に
先の戦争を経験した80代の方が書いていたが
そんな対応方法は、戦中の
「本土決戦の際には竹槍で迎え撃つ」と同じこと。
高性能の焼夷弾にバケツリレーで対応しようとしたのも
またおなじようなことだわな。
なるほどこんな対応しか考えられない方々じゃ
原発の地震に対する対応なんぞ考えろって方が難しいか。
とにかく、過去から何も学んでいないということだけはわかった。

それよりも
こういうマニュアルをUPすることによって
国民に危機感を煽るのがこのマニュアルの本当の目的じゃないか?
森友問題やら、沖縄基地問題やら、凶謀法やら
そんな口に苦いことから目を逸れさせ
最終的は「だから憲法改正を」と持っていくための布石じゃないか?
間抜けに見せておいて、そんな道筋を立てているとすれば
それでうまくいくと思っているとすれば
国民は随分なめられたものだ。
コメント
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