日曜日は久々の岩手県立美術館。
この展示会を見に行ってきた。
家具やガラス工芸、テキスタイル、織物、
陶器や磁器、鉄器まで。
すべてデザイナーたちによるポップな作品だが
単なる芸術作品じゃないところに意味がある。
普段の生活用品として優れているという部分に関しては
柳宗悦氏(私の心の師)が見出した民芸にも通じると思った。
どの展示作品もデザイン生に目を見張ったが
その中でも最も気に入った逸品。
「気に入る」なんて軽い言葉では表現しきれない。
心から「惚れた」作品がこれだ。
この形、厚み、アーシーな色、そして素朴で味のあるイラスト。
しばらくこのピッチャーの前から離れられなかった。
素晴らしい!
そして、実は私的に
「フィンランドといえばムーミントロール」なのだ。
子どもの頃から大好きな物語。
明るいアニメの「ムーミン」じゃないよ。
トーベ・ヤンソンが描いた挿画のムーミンの物語。
あのペン画が本物の森が持つおどろおどろしさを表現、
森の奥に住む聖霊たちの話だと思っていた。
スナフキンになりたかったよね。
で、もちろんトーベ・ヤンソンの本も
ミュージアムショップに並んでいて真剣に買おうか迷った。
どれも2500円〜4000円の本。
散々逡巡した挙句😅この文庫本を3冊購入。
数で勝負🤣