クドカンの爆裂コメディ。
といってもこだわりの製作。
主な舞台である地獄の場面は
コンピューターグラフィックスを極力使わず
実にアナログな作り方をしていたり、
さもないところに田口トモロヲや烏丸せつこ、
中村獅童(最後までどこにいたかわからなかった)など
主演級の演技派を散りばめた贅沢なキャストだったり、
木村充揮やchar、野村義男など
シブいミュージシャンが勢揃いしていたり。
(木村さんとcharの鬼っぷりは見もの)
さすがは稀代のエンターテイナー宮藤官九郎だ。
「アイス食べて、スムージー飲んで、
生きてるとそんな当たり前のことが
とても大事なことなんだよ」
生死に関わることばかりじゃない。
戦争が起きると、生きていてもできないこと。
当たり前の平穏な日常が一番大切だ。