風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

書籍紹介

2005-08-22 | 風屋日記
昨日買ってきた本。
「『憲法を変えて戦争へ行こう』という世の中にしないための18人の発言」
岩波ブックレットN0.657 500円(税込み)

平和憲法に誇りをもつ方々は必読。
私が言いたいことを、この18人の方々がすべて代弁してくれている。
特にアフガニスタンでの医療ボランティアをしている
中村哲さんのひとことがすばらしい。。
たった一言で現在の世論の流れを切り捨てている。

「『軍隊を派兵できる普通の国になるべきだ』という論理の、
 その『普通の国』の意味がよくわかりませんね。
 そんなことを言うのは『平和ボケ』した、
 戦争を知らない人達の意見なのではないでしょうか。
 (中略)
 現実を言うなら、武器を持ってしまったら、
 必ず、人を傷つけ殺すことになるのです。
 人が殺しあい、傷つけあうことの悲惨さを少しでも知っていたなら、
 武器を持ちたい、などと考えるわけがありません。」

机上の理論や利害関係や感情論ではない。
武器を手にするということは「人を殺す」ということであり、
「殺されても文句は言えない」ということなのだ。

ついでに息子達へ、
「ドラゴン桜 ひとこと集」も購入。
両方ともよく読んどけ!!>息子達
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