風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

長男帰国

2008-02-13 | 風屋日記
昨日の朝8時にメール到着。
「ようやく成田に着いた」とひとこと。お帰り。
そのまま予定通り学校へ直行して午前の試験を受け、
そのまま帰宅して爆睡したのだろう。
期待したmixiの日記は夜中の1時過ぎの書き込みだった。

「チェンマイ空港に留学時代の友達のJackと
 お世話になった先生のAajaan Noi(以下Aj.Noi)が迎えに来てくれた。
 心配してた宿は、話の流れで
 いつのまにかJackの家に泊まることになってた(*´艸`)」

案ずるより生むがやすし(笑)

「チェンマイに着いたのはもう夜遅かったから、
 近くの屋台でクィティアオ(米麺)を食べてJackの家へ。。。
 久々のタイ料理に感激(*^-^*)」

その後ヘビやカエルを食った話やら
オカマにナンパされた話が続き(爆笑)

「月曜日だったからJackと大学に行った。
 ひょんなことから、授業受けてみなよって言われ、
 1日留学することに(*^-^*)
 ★ラチャモンコン工科大学ラーンナー校★
 受けた授業は2つとちょっと。
 『英語』
 ちょーどよく、アジ研でオレがやってる山地民の話だった。
 ヤオ族はこーゆー服を着てるだとか、
 アカ族はこーゆー帽子をかぶってる、
 とかっていうのを英語で説明せよ、みたいな。
 『建築・美術史』
 これは特に東南アジアにおける建築とか美術に関しての歴史。
 アユタヤ王朝時代のストゥーパ(仏塔)の形の変遷みたいな話をしてた。
 ミャンマーやカンボジア、ヒンドゥーの影響がみてとれて、
 なかなかおもしろかった。」

こいつぁいい経験をしてきたな。
ますます真面目に留学したくなるんじゃなかろうか。
ちなみに長男はこの旅行中、日本語を封印し
タイ語だけ使って語学力向上を狙ったとのこと。

「3年半前に留学して帰国するときは、
 『泣いたら絶交だからな~』って言われて、
 『誰が泣くかい!!』みたいなコトを言ってたのに、
 やっぱり泣いちゃった(´;ω;`)
 『ケン、また泣くんだろ~??』ってJackが言う。
 『泣かねぇよ』と返すオレ。
 時間になり、空港の出国ゲートをくぐる。
 『じゃあな!!またチェンマイに帰って来いよぉ』ってJack
 『次来るときは家族も連れてきなさい。
  友達でもイィし、彼女とならベストね』と痛いトコをつくAj.Noi
 出国手続きを終え、カウンター越しに手を振って別れを惜しむ。
 彼らの姿が見えなくなったとき、急に目頭が熱くなり…
 やっぱりポロッといっちゃいました。。。 」

はい、教科書通りの「ウルルン再会スペシャル」だったね(^-^)
さてもっと詳しいお土産話はいつ聞かせてもらえるんだろう・・・。
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7 コメント

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>bikkiさん (風屋)
2008-02-15 13:02:34
いやー、なかなかいい男じゃないすか?>ポスターの彼
私の周囲にはあんな感じの人達何人かいますよ(笑)

土着信仰・・・うー、その言葉だけでそそられます。
まだまだ世の中には不思議な信仰あるんだろうなー。
花巻では賢治記念館のある山の山頂の
胡四王神社の蘇民際が有名で、一度見に行きました。
返信する
若さですね (bikki)
2008-02-15 12:13:40
また一つ思い出が増えてうらやましい事ですが、
カエルはどうか食べないで下さいね!(笑)

黒石寺の蘇民祭、ずいぶん話題になっていました。
私も日記に書こうとしましたけれど
夢でうなされそうなポスターの男性が頭に浮かんできて(笑)やめました。
土着信仰は驚くほど多様、あらゆるところに神が宿る、面白いですよね~。
返信する
>わらさん (風屋)
2008-02-14 07:25:56
何せ学年末試験のまっ最中ですから(^_^;

普通はこういうことを

「無謀」と言います(笑)
返信する
Unknown (わら)
2008-02-14 06:31:05
おはようございます
成田から試験受けに行った?!!
タイの宿泊先未確認での出発、帰国後の学校直行。凄いエネルギーと言おうか何と言おうか・・・・・。
最敬礼です。ぶっちぎりのタッチダウンですよ。
返信する
私もカエルを食べたことがある (風屋)
2008-02-13 22:11:52
>風懐さん
行く前から長男が気にしていたのは
予約が取れなかった宿でも、行ってからの日程でもなく
帰国したその足で試験に間に合うかどうかでした(笑)
まあ楽しかったんならそれでいいかな・・・と(^-^)

>Danchoさん
タイ人が日本に来るには
銀行に100万バーツ以上の貯金があるか
特別に許可された人でないと
日本の外務省が入国を認めないのですよね。
不法就労の問題があるからと聞きました。
留学の場合は許可されるらしいのですが
自費では大金がかかるし(日本は物価が高いので)
派遣留学は狭き門とも聞いています。
バンコクのスラムの子どもたちに
雪を見せてあげたいと以前から思っているのですが・・・。
返信する
タイと小生 (Dancho)
2008-02-13 21:06:41
風屋さん、こんばんは。

タイトルに困りましたが、山口も雪が舞って、思い出したので…。

小生が大学院修士課程1年生の学生の時です。
研究室は、元々タイとゆかりがあって、チュラロンコーン大学やチェンマイ大学の先生方が「研究生」として数ヶ月間、毎年のようにやってきていました。

初めて来日したJ先生は、今日山口で舞ったような雪を見たことがなくて、良い経験をしたと、英語で話していました。
もう何度も来日しているS先生は、小生の下手な英語を直してくださったり、先生に実験で困ったことを相談すれば、優しくご教示いただきましたし、長年日本に数ヶ月単位で来日されるので、片言の日本語もしゃべれます。
そんなタイから来日された先生方と、毎晩1学年先輩方と一緒に、研究の合間に夕食を外で摂るのが日課でしたので、それはそれは大変楽しいひと時でした。

ですが、こうして来日できるタイ国民は、本当の「エリート」だけでして、必ず「君がタイにおいで、その方がずっと簡単だから」と残して、先生方はタイへ帰国されます。

日本人がタイに行くのと、タイ国民が日本に来日するのでは、天と地ほどの「違い」があるようです。

雪を初めて見て、「Oh! Snow, Snow!」と喜んでいらっしゃったJ先生とも13年会っていないことになります…。
きっとタイの大学でご活躍されていることでしょう。

雪とタイと小生…そんな思い出があります。

ご子息が日本に帰国される際に、「次来る時は、家族を…」とおっしゃった気持ち…凄くよくわかります。

J先生やS先生などをタイへ帰国する際に成田に見送りに出かけたときの切なさ…今でも鮮明に思い出として残っています。

本エントリー…小生の思い出と照らし合わせて、懐かし思いで拝読させていただきました。
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☆よかった (風懐)
2008-02-13 20:56:14
ご長男、とてもいい旅をされたようですね。
読ませていただいているうちに、つられてにっこり。
それにしても、帰国したその足で試験とは…。その若さが羨ましい。
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