お色気さんからの紹介で、
最近発刊され始めたCD付雑誌「青春のうた」を知った。
サイトを見てみると・・・なにぃ~!?
「アルバムレビュー」のコーナーで
「風街ろまん」はっぴいえんど
「かぐや姫さあど」かぐや姫・・・おぉ!!
エッセイでは「あの頃を唄う」と題して
●1973年:オイルショックにベトナム戦争終結
●時代の表現者:加藤和彦と北山修
・・・おぉ!! 買うしかねーべ・・・ということで買ってきた(笑)
通勤帰りの車の中でCDを聴き、家に帰って頁をパラパラ。
私の印象としては・・・かなりガッカリ。
CDの音源はほぼMDとして持っているし、
ギター弾き & 歌唄いとしてはもちろんコード譜もある。
そういう面での期待は全くなかったけれど、
一番期待していた「雑誌」としての中身は肩透かし。
「オイルショックにベトナム戦争終結」とフォークムーブメントを語るなら
せめてもっと多面的にサブカルチャーとして掘り下げて欲しかった。
音楽の思考も多様化している現代とは違い、
当時は音楽そのものがライフスタイルに影響をおよぼしたり、
あるいは極論すると人生哲学まで形成する程の文化だったはずだ。
おまけに加藤和彦のことばがまたしょぼい。
「音楽を楽しめる時代は80年代で終ったと思っている」
なーんて、中年世代同士の井戸端会議のような
「そうだよねー」的な迎合文章書いてどーすんの。
加藤和彦といえば私の世代以上にとってはフラッグシップ的存在。
やー歳とって日和ったねー。
「アルバムレビュー」たるやほんの2行程度のコメント。
今だから語れる秘話・・・みたいな説明があったけど、
全然秘話でも何でもなかった。
ただ買い手の琴線に触れるよう網を拡げただけだったのね。
付録付きでピンポイントにシリーズ化された雑誌が流行り、
はじめは恐竜の模型キットだったり
あるいは昆虫模型だったりとあの手この手だったが、
最近のターゲットはどうも中年、それも団塊の世代か?
ラジオを作るキットや往年の名車のモデルなどが付録に付き、
「こんなんで騙されて買う人いるんだなー」と思ってたが、
騙されたのは・・・私だ(笑)
次号以降は雑誌の中身にはあまり期待せず、
単にCDの音源が欲しいかどうかだけで買うかどうか決めよう。
第2号には・・・ガロ「学生街の喫茶店」があったな。
◇ ◇ ◇
女の子達にキャーキャー言われ、歌謡曲のような歌を唄うガロは
当時小~中学生だった私にはあまり興味のないグループだった。
だけど今なら分かる。
彼らが本当に演りたかったのは
クリスビー、スティルシュ、ナッシュ & ヤングのような
ハーモニーを重視したカントリーフォークロックだったのだろう。
そういう意味では、CSN & Yの前身である
バッファロー・スプリングフィールドを目指したはっぴいえんどと同根。
ただ「流行に乗り、売れセンを目指さざるを得なかった」のか
「日本語ロックなどやりたい放題やった」のかの違いなんだろうね。
かたやメジャーレコード会社からのリリース、
こなたURCという超マイナーでアングラを目指したレコード会社のリリース。
そういう環境の違いがガロとはっぴいえんどの差だったのかな。
ガロがのっかった路線も間違いだとは言い切れない。
音楽でメシを食うってのはそういうことだし、
かのクラプトンですら、
最初に所属したルースターズではアイドル扱いだったのだから。
それでも路線変更できなかったのは売れちゃったからなんだろうね。
マークとかトミーとか呼ばれ始めたことが間違いだったのかも知れない。
・・・ということで、どうしようかな>第2号。
西岡恭造やら大塚まさじやら高田渡やら遠藤賢司やらのような
マイナーだったミュージシャンを取り上げてくれるのなら
すぐに飛びつくんだけどなぁ。
最近発刊され始めたCD付雑誌「青春のうた」を知った。
サイトを見てみると・・・なにぃ~!?
「アルバムレビュー」のコーナーで
「風街ろまん」はっぴいえんど
「かぐや姫さあど」かぐや姫・・・おぉ!!
エッセイでは「あの頃を唄う」と題して
●1973年:オイルショックにベトナム戦争終結
●時代の表現者:加藤和彦と北山修
・・・おぉ!! 買うしかねーべ・・・ということで買ってきた(笑)
通勤帰りの車の中でCDを聴き、家に帰って頁をパラパラ。
私の印象としては・・・かなりガッカリ。
CDの音源はほぼMDとして持っているし、
ギター弾き & 歌唄いとしてはもちろんコード譜もある。
そういう面での期待は全くなかったけれど、
一番期待していた「雑誌」としての中身は肩透かし。
「オイルショックにベトナム戦争終結」とフォークムーブメントを語るなら
せめてもっと多面的にサブカルチャーとして掘り下げて欲しかった。
音楽の思考も多様化している現代とは違い、
当時は音楽そのものがライフスタイルに影響をおよぼしたり、
あるいは極論すると人生哲学まで形成する程の文化だったはずだ。
おまけに加藤和彦のことばがまたしょぼい。
「音楽を楽しめる時代は80年代で終ったと思っている」
なーんて、中年世代同士の井戸端会議のような
「そうだよねー」的な迎合文章書いてどーすんの。
加藤和彦といえば私の世代以上にとってはフラッグシップ的存在。
やー歳とって日和ったねー。
「アルバムレビュー」たるやほんの2行程度のコメント。
今だから語れる秘話・・・みたいな説明があったけど、
全然秘話でも何でもなかった。
ただ買い手の琴線に触れるよう網を拡げただけだったのね。
付録付きでピンポイントにシリーズ化された雑誌が流行り、
はじめは恐竜の模型キットだったり
あるいは昆虫模型だったりとあの手この手だったが、
最近のターゲットはどうも中年、それも団塊の世代か?
ラジオを作るキットや往年の名車のモデルなどが付録に付き、
「こんなんで騙されて買う人いるんだなー」と思ってたが、
騙されたのは・・・私だ(笑)
次号以降は雑誌の中身にはあまり期待せず、
単にCDの音源が欲しいかどうかだけで買うかどうか決めよう。
第2号には・・・ガロ「学生街の喫茶店」があったな。
◇ ◇ ◇
女の子達にキャーキャー言われ、歌謡曲のような歌を唄うガロは
当時小~中学生だった私にはあまり興味のないグループだった。
だけど今なら分かる。
彼らが本当に演りたかったのは
クリスビー、スティルシュ、ナッシュ & ヤングのような
ハーモニーを重視したカントリーフォークロックだったのだろう。
そういう意味では、CSN & Yの前身である
バッファロー・スプリングフィールドを目指したはっぴいえんどと同根。
ただ「流行に乗り、売れセンを目指さざるを得なかった」のか
「日本語ロックなどやりたい放題やった」のかの違いなんだろうね。
かたやメジャーレコード会社からのリリース、
こなたURCという超マイナーでアングラを目指したレコード会社のリリース。
そういう環境の違いがガロとはっぴいえんどの差だったのかな。
ガロがのっかった路線も間違いだとは言い切れない。
音楽でメシを食うってのはそういうことだし、
かのクラプトンですら、
最初に所属したルースターズではアイドル扱いだったのだから。
それでも路線変更できなかったのは売れちゃったからなんだろうね。
マークとかトミーとか呼ばれ始めたことが間違いだったのかも知れない。
・・・ということで、どうしようかな>第2号。
西岡恭造やら大塚まさじやら高田渡やら遠藤賢司やらのような
マイナーだったミュージシャンを取り上げてくれるのなら
すぐに飛びつくんだけどなぁ。
古い順からの発売かと思いきや、ランダムですよね。まいったね、買わなきゃ(笑)
ガロのマーク(ボーカル)が兄にそっくりでした。人気絶頂期、地下鉄でサインを求められたんだって。
曲を聴くたびに亡兄を思い出します。
感じている事はおんなじ!
風屋さんのように言葉に出来たらいいなぁ~。
読んでから、そうそう!と頷いています。
君も~僕も~猫も~
みんな好きだよーカレーライスがぁ~
そうだ、今晩はカレーにしようっ(笑)
本屋に行ったら、7~80cmの平積みでしたね(笑)
サイトに載っている第5号までの曲の中では
RCサクセションの「スローバラード」が気になってます。
エンケンの「カレーライス」名曲ですよね(^-^)
下田逸郎なんかも入れて欲しいんだけどなー。