風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

71年目

2016-08-09 | 世界・平和

今日は長崎に原爆が落とされてから71年目。
いまだに苦しむ人々がいる一方で
その痛みは徐々に忘れられ
またぞろ「日本核武装化」を唱える人たちがいる。
何度でも、繰り返し繰り返し
痛みを確認しなければならない大事な日。

昨日の天皇陛下のお言葉を一字一句聞き、読んだ。
端々から平和への祈り、世界中の人々の安寧、
そして現日本国憲法を守るご意志を強く感じた。
戦災や自然災害から立ち上がる人々への
暖かいお気持ちの寄り添いも。



明日は花巻空襲から71年目。
当時22歳だった今は亡き親父の家も焼かれた。
写真はおそらく戦後すぐぐらいの上町。
(元のエセナ辺りからマルカン方面を見た構図。
 マルカン写真集のためにお借りした写真より)
焼けた繁華街が、もう再興しようとしている。
「もう戦争は嫌だ」「暴力は勘弁だ」
という平和を求める思いを全国民が感じていた頃。
この力強さこそ庶民の力だ。
コメント (2)
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