風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

花巻点描

2007-07-26 | 風屋日記
JR花巻駅前にある
花巻市国際交流センター「なはんプラザ」には
宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」をモチーフとした
からくり時計がある。
1時間に一度文字盤が開き、
哀愁を帯びたメロディーとともに汽車が回って、
ブランコに乗って降りてきた男の子と女の子が
メロディーに合わせて首を振る。

これ、好きだなぁ。
駅前にあるせいなのか、メロディーのせいなのか
はたまた汽車の汽笛の音のせいなのか、
郷愁と旅情をかき立ててくれる。
通りかかった時にちょうど文字盤が開くと
急いでいてもつい立ち止まって1分ほどのイベントを
時間を忘れて見ちゃうんだ。

いつもは写真を撮ることも忘れて見てしまうけど
今回はようやく写真におさめることができた。
コメント (2)
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