goo blog サービス終了のお知らせ 

風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

てんとう虫

2023-04-21 | 生活の風景

車のドアの上をちょこちょこと。
珍しい模様だね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また1歩踏み出すために

2023-04-17 | 生活の風景

季節のせいか、陽気のせいか、
はたまた先月からの体調によるものか、
もしかしたら歳のせいか、
案外それらが合わさって気持ちがダウンしているためか、
行動を起こすための気力が減退している。
立ち上がるだけでも気持ちを奮い立たせる感じ。
ここんとこ、いろいろ少しずつ手放してきたんだけど、
手に入れるより手放す方が気持ち的にパワーが必要なのかも。
何かを持ち続けると緊張感や気持ちの張りができる分、
それらをひとつひとつ手放すたびに、
心のどこか一部分が萎えてくるのかもしれない。

少し休もう。
気力を高めて、もう少し身の回りを整理するために。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーヒーブレイク

2023-04-14 | 生活の風景

ほぼ毎朝、食後にコーヒーを淹れて飲む。
たまに夕食後にも淹れることがある。
休日は午後のコーヒーブレイクを入れたりする。
(もちろん店でも飲むが、ここでは家で淹れる場合の話)
ということで、平均すると1日2〜3杯は淹れることになる。
嗜好物とはいえ、この頻度はたぶん平均より多い。
マニアに近いのかもしれない。

個人的な好みとして、
コーヒーに一番求めるのは香りとコク。
なので、豆の種類的にはグァテマラやキリマンを選ぶことが多く、
焙煎はイタリアンローストぐらいの深煎りが好みだ。
それを細挽きぐらいにミルで挽き、
ペーパーフィルターを使って少しずつ丁寧に淹れる。
もちろんそれなりに濃く湧出されるのだが、
えぐみはできるだけ排除し、甘く飲みたいので、
我が家ではここで茶筅を振る。


そうすると、細かく泡を含んで柔らかな味になる。
つまり香りやコク、香ばしさを味わうために
濃くは淹れるけれども、えぐみをできるだけ排除する。
これが我が家のコーヒー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の桜ももう終わり

2023-04-12 | 生活の風景


いやー、今年は早かったねー。
例年より20日ぐらい早かったのではあるまいか。
桜の花の下で入学式なんて、当地では初?
ということで、あわててイギリス海岸近くの
北上川の土手に行ってみた。

次の楽しみはリンゴの花😊
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケワイザクラ

2023-04-09 | 生活の風景

この見事な桜は山桜の一種で
ケワイザクラという珍しい品種とのこと。
はじめは白くて、受粉後に淡い紫紅色になるのだそうだ。
(すでに色づいているね)
ここは昔宮澤賢治さんが教鞭を執った旧制花巻農学校跡地。
看板によると、この桜の親木は賢治さんが植えたと考えられると。
その木は枯れたものの、予め接木していたのがこの木とのこと。
私が小さい頃、この向こうは実習用の畜舎だったが
この場所は賢治さんの「早春」の石碑などもある場所なので
高い木々が囲んでいたという記憶がある。
それが50年以上経ってこんな大木に。
大事にしたい木だ。

今年の桜は例年より18日ほど早いという。
農家の人たちは大変だろうな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜雲臺

2023-04-08 | 生活の風景

今日は2番目の孫の小学校入学式。
入学する小学校は、かつて私が入学した高校があった場所にある。
私が入学した翌年に新築移転となり、その後小学校ができた。
ということで、この場所は旧制花巻中学校創立の地。
戦前、故郷岩手を訪れ、若者を激励した
当時の米内光政海軍大将がこの地を「桜雲臺」と名付け、
それ以来同窓生たちの礎となってきた丘だ。
今も校歌や応援歌に「桜雲臺」は歌われているが
残念ながらもう学校はその地に無い。

先日、現桜台小学校の校庭から体育館へ行く機会があった。
「桜雲臺」の名の通り、昔は坂の下から見ると
まるで丘全体を雲が覆うように満開の桜が取り囲んでいたのだが
今は道路拡張や校舎改築、樹勢の衰退などにより
往時のような見事な風景は見られなくなった。


それでも校庭の北端、ハンドボールコートへのアプローチで
かつて俗に「マムシ谷」と呼ばれた谷を埋めたあたりには
昔日を思わせるような見事な桜の木があった。


私の代は1年しかいなかった当地だが
当時のままの校庭の雰囲気を見て胸がいっぱいになった。
小学校の校庭としても決して広くはないそこで
あの頃は硬式野球部もサッカー部も陸上部も
みんな一緒に活動していたわけだ。
今ではとても信じられない。

体育館での用事が終わった後、周囲を見渡しながら
「今プールの場所には部室が並んでいたよなー」とか
「校舎の東裏の外にあった男子トイレはポットン式だったな」とか
「応援歌練習もここだったなー」とか
「体育祭では校庭に鉄パイプ組んでマスコットを3つ立てた」とか
「校舎引っ越しの日は、校庭の真ん中で不用品燃やしたな」など
いろんなことを思い出した。
まだあの頃の光景は頭の中で鮮明だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「春」

2023-04-05 | 生活の風景


春は土と草とに新しい汗をかかせる。
その汗を乾かそうと、雲雀は空に隲る。
瓦屋根今朝不平がない、
長い校舎から合唱は空にあがる。
ああ、しずかだしずかだ。
めぐり来た、これが今年の私の春だ。
むかし私の胸摶った希望は今日を、
厳めしい紺青となって空から私に降りかかる。
そして私は呆気てしまう、バカになってしまう
――薮かげの、小川か銀か小波か?
薮かげの小川か銀か小波か?
大きい猫が頸ふりむけてぶきっちょに
一つの鈴をころばしている、
一つの鈴を、ころばして見ている。
     (中原中也「在りし日の歌」より)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くまとりすのおやつ

2023-04-02 | 生活の風景

息子たちが小さい頃に読んであげた絵本。
言葉のリズムが楽しくて、特に長男がお気に入りだった。
今は同じ本を孫に読んであげる。
きいちご ぽちんぽちん
なってるか なってるよ
すっぱいか あまいだろ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残された時間

2023-03-28 | 生活の風景
入院中、テレビも本もなく、
コロナ対策で面会もなくてひとりだったし、
退院後に自宅静養していた週末もダルさと頭痛で寝っ転がり
ひたすらボーッとしていたから、いろんなことを考えた。

一番思ったのは、いろんなことがあったこの人生、
残された時間はもしかしたら
そんなにたくさんは無いのかも知れないということ。
少なくとも、無茶はもうもちろんできないし、
どんなに大事なことでも、無理することはないだろう。

これからの過ごし方について、考えたのは以下のこと。
「『must do』より『want to do』を大切に」
「やりたいことはやるし、会いたい人には会う」
「我慢しないで、いい意味でオープンマインドに」
「あくせくせず、無駄な時間をたくさん持つ」
「もう変に自分を飾り立てたり見栄はることもやめ、自然に過ごす」

「禁煙しなきゃ」みたいな義務感はまったく無いし、
「タバコやめなきゃダメだよ」みたいな言葉に従う人間でも無いけど、
(却って天邪鬼のワタシの場合、それは逆効果😁)
タバコは今からまた吸うと気持ち悪くなるのがわかるから
たぶんもう吸うことは無いな。
アルコール類もたぶんもう口にすることはない。
実は数年前から、一定以上飲むと動悸が苦しくなることがあったし。
飲み会や夜のお出かけはするけれど(もちろん花見や直会も)、
アルコール飲まなくても大丈夫でしょ😊
これからはシンプルに生きます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コトの顛末

2023-03-27 | 生活の風景
20日の月曜日あたりから
鳩尾あたりが時々苦しくなったりしていた。
数年前にもこんな感じがあって、
音楽仲間でもあるS内科医院の先生から
「もしかしたら心臓かもしれないし、念のため」
とニトロをもらったりしていたので
「胃かもしれないけど、念のため持ってた方がいいかなー」
と考えたりはしていた。
21日〜22日はWBC見たり、お彼岸で墓参りに行ったり、
予約していた散髪したり、仕事したり。

そして23日。
この日は行きつけのGSにタイヤ交換の予約を入れていた。
タイヤを交換し終え、家に帰ってスタッドレスタイヤを物置に戻す時
鳩尾の苦しさが急に増して思わずしゃがみ込む。
うーむ、これは何かしら薬を飲まなきゃいけない感じっぽい。
午後からでもちょいと病院に行こうか。
と考えていた昼食後、急に首筋がピキッと固くなり、
寝違えた時のように一瞬首が回らなくなった。
こういう症状は心筋梗塞に多いという知識があったので
さすがに「ヤバいかな?」という気になった。
午後予定していた仕事は一旦棚上げにして
とりあえずS内科医院へ。

S内科では胸の苦しさの話を聞いて
心電図とったり、レントゲン撮ったり、血圧測ったり。
その結果を前にして先ほどのピキッの話をしたら
急に先生の顔色が変わった。
「中部病院に紹介状書くので行ってください」
この時点でまだ私自身は
「明日にでも行けばいいのかな?」
と考えていた😅
ところが先生は「救急車呼んで行くこともできますが」と。
え?今すぐにってこと?
さすがに救急車は断り自車で向かった。

その時点で「ちょっと大事っぽいな」とは感じたけれど
たぶん中部病院でも検査して薬もらって終わりだと思っていた。
言われた通り救急受付へ行き、紹介状を渡してベンチへ。
するとすぐに看護師さんが2人ほど小走りにやってきて「こちらへ」と。
救急診察室で入院着に着替えさせられてストレッチャーへ。
ここまであれよあれよ、何かなんだかわからない。
ストレッチャーのまま心電図やレントゲン、バイタル測定・・・
主治医になるらしい女性の先生がやってきた。
「ご家族と連絡取れますか?すぐきて欲しいのですが」
切迫感の中で家内に電話するも通じない。
長男に電話してみたら、たまたま休みを取って家にいたとのこと。
「母さんに連絡して、来てもらって」と伝えたが
その話を聞いた先生は
「息子さんの電話番号教えてください」と。
何やら慌てた様子で電話している。
さすがの私もこの段階で身の危険を感じ始めた。
そんな状況の中で血圧測ったものだから
その時の最高が196だったことだけ妙に記憶に残っている。
「トイレに・・・」と伝えると
「尿瓶にどうぞ」と持ってくるし、あとはオムツさせられるし。

あとはひと通り説明受けて(あまり覚えていない)
ストレッチャーで手術室へ。
手首の脈を測る動脈からカテーテルを入れると。
手首でダメなら鼠蹊部からカテーテル入れますということで
下半身もすっぽんぽん状態で、もうまな板の上の鯉。
手術はどのくらいかかったかわからないけれど、
手首は麻酔で感覚無いし、
目を瞑ってバイタルのパルス音聴きながら
「これが速くなったりしちゃいけないのかな?」
と、ひたすら深呼吸を繰り返していたことだけ覚えている。

手術室を出ると家内と長男が来てくれていたけれど
コロナ対応で病室に入ると面会はできないのだという。
その時初めて入院することがわかった😅



なにしろ目まぐるしくあれよあれよの展開となって
しかも病室でも2時間は動くなと言われるし、
オムツされたままだし、
点滴も3本下げられ、時間が時間だったので夕飯も無く、
カテーテル入れた動脈も麻酔が切れて痛いし、
どうにも眠れぬ夜をまんじりともなく過ごしたのだった。

翌日夕方には退院となったが
まぁ体力が落ちているし、熱は下がらないし、
頭痛はひどいし・・・という週末を過ごし、
ようやく今日浮世に復活できそうだ。
退院時の書類で初めて正式な病名判明。
不安定狭心症。
これからは心臓への負担を避けつつ
血圧に気をつけながら無理はしないよう生きることだな。

ということをとりあえず記録しておこう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月25日

2023-03-25 | 生活の風景
今日は母の92歳の誕生日。
コロナ禍前までは割によく出歩いていて
ひとりで電車で盛岡へ出かけたり、
美容院の帰りに商店街をあちこち歩いたりしていたけど、
コロナ蔓延に伴ってあまり出歩かなくなった。
加えて、冬は道路が凍るので危険。
そんなこんなで家に閉じこもる期間を経て
すっかり足が弱くなってきたようだ。

ってことで、先日花巻市の地域おこし協力隊員が主催した
市内伝統工芸を巡るバスツアーを勧めてみたら
すぐに「行ってみたい」と。
当然、参加者の中では飛び抜けて最高齢だったと思うが😅
皆さんにお気遣いいただきながら全行程を巡り
染め物体験や作陶体験もできて楽しかったらしい。
実は染め物体験の瀬川京染店も、作陶の台焼も私の同級生。
(そんなこともあって、勧めたのだった)
事前に彼らに連絡してよろしく頼んでいたし
主催の協力隊員もほぼみんな知っている人たちなので
安心して送り出したのだった。

台焼には母の誕生日を知らせておいた。
それなりに気に留めてもらって、
間に合うように焼き上げてもらったようだ。
生真面目な母にしては珍しく面白いデザインのお茶の茶碗。
母の知らない一面を見た気がした。

足は弱ったし、ちょっと耳が遠くなった気もするけれど
この歳にしては驚くほど頭も体も元気。
去年は新聞の投稿欄への投稿もしていて周囲に驚かれた。
(買い物も不自由だし話し相手もいないという投稿で
 まるで私がなにもしてあげていないことを嘆くような内容😅)
私には無理だな💦
というか、母の歳まで生きている自信もない😅
まぁ、もう少し元気でいてもらおう。

おめでとう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月

2023-03-21 | 生活の風景
高校受験や大学受験が終わり、
入学までの、何もする必要のない開放感たっぷりの時間が
今も心のどこかに染みついていて、一番好きな季節だ。
あっという間に道路の雪は解け、軒先に少し残っている季節。
まもなく爆発的に咲き始める花々のエネルギーを内包して
むくむくと頭を持ち上げる新芽たち。
雪解け水を含んで、踏むとふわふわの草地。
まだところどころ白い山々は霞んで見え、
冬とは違う、鋭いほどに明度を上げた太陽の光。
なにかワクワクすることが始まりそうな予感。
重いコートやブーツを脱いで、軽快に動ける服装。
スニーカーやパーカー。
ガラス窓越しの陽光を浴びながらの読書。
そしてうたた寝。

年の初めは1月だけど、
仕事をはじめとした物事は4月に始まる。
さぁ、今年度はどんな出会いが待っているだろう。
どんなことができる年になるだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春を探して

2023-03-06 | 生活の風景

宮沢賢治童話村にて。
もう日差しが冬とは違うね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春

2023-03-05 | 生活の風景

残雪がまだ残るこの季節。
10代の頃から1年で一番好きな季節だ。

岩手の春はある日突然やってくる。
それまで凍った道を恐る恐る歩いているのだが
ある時気づくと雪道用の靴がブカブカいい始める。
その時はもう道には雪も氷もない。
そしてそんな日は日差しが明るく輝いている。
梅も福寿草もまだまだ咲いていないのだが
他の畔の雪が消えた後の柔らかい土には
フキノトウがこっそり頭を出しかけている。
「あぁ、今日から春だ」
と、そんな時ふと口をつく。

若い頃、そう思うのは3月上旬から中旬だった。
それが今では2月下旬になっている。
やっぱり地球に温暖化が進んでいるのかな。
今年は2月28日だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

転換点

2023-03-04 | 生活の風景
人生における新たなフェーズに入った気がする。
去年から今年にかけてじわじわ実感している。
時間の経過とともに自分の立ち位置が変わった感じ。
これからは、あまりドタバタしてはいけないな。
歳相応に覚悟して腰を据えようか。
徐々に動けなくなるような気もするけれど😅


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする