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風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

クリスマスイブ

2022-12-24 | 世界・平和

♪雪が降る 雪が降る 家の窓辺に
 Silent night Holly night
 君にMerry Christmas ♪
 (詞・曲;風屋「2人のクリスマス」より)

世界中のひとびとすべてが
笑顔で過ごせる日でありますよう
心から願う。
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今は戦前

2022-12-17 | 世界・平和
アメリカの要求通りに
何をどうすると決める前に
しかも財源すら確保できないままに
防衛費だけが増額となり
後付けで増税方針が示される。

これまでの日本の防衛方針が
閣議決定で簡単に180度変更され、
敵基地攻撃用のミサイルをアメリカから買うとか。
防衛費増額→敵基地攻撃能力取得→ミサイル購入→増税
なんか順番おかしくないか?
水面下での本当の順番は知らんけど。

「聞く力」を持つ首相と聞いた。
宏池会出身の穏健派とも聞いた気がする。
所得増額もアピールしてなかったっけ?
でもやってるのは武器購入に支出することと増税。
おまけに敵基地攻撃能力も持つことに。

ロシア・ウクライナ紛争で何を学んだのか。
もしも紛争が起きた時、資源のない日本はどうなるのか。
真っ先に食べ物がなくなり、急激なインフレ。
そして敵からの攻撃は原発へ。
それで日本はあっという間に終焉を迎える。
本気で防衛を考えるなら
まずは食料自給率100%、そして原発廃炉。
敵基地攻撃能力を持つのはそれからなんじゃないの?

まぁ、今回の防衛戦略の転換は
アメリカからミサイル買って感心を買うためだろうけど、
それで逆に隣国を刺激して逆効果になることを危惧。
「国民の命や生活、財産を守る」どころか
それらを危険に晒すような浅虜のため
増税される理不尽さに開いた口が塞がらない。
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12月8日

2022-12-08 | 世界・平和

今日はJohnの42回目の命日。
彼が「Imagine」で歌った哲学は
今でも私たちの心にある。
レジェンドとして彼は今も私たちとともにある。

奇しくも今日は日米開戦の日。
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「戦争の足跡を追って〜北上・和賀の15年戦争」

2022-09-29 | 世界・平和

北上に住む若い映画人兄弟のことは
以前から新聞やテレビで知っていたのだが
今回その兄弟が作った映画が花巻市文化会館で上映させると知り
日曜日の午前中行ってみた。

内容は自分たちの祖父の体験談から始まり
北上、和賀地方の戦争の記憶を追ったドキュメンタリー。
軍事郵便の逸話も、最後の千三忌の話も
新聞などで読んで知っていたが、関係者の生の声は初めて。
戦争体験者がどんどんいなくなってしまう時代だから
今この時点でこういう記録を残すのは大事なことだと思う。
そういう意味では、あちこちに話を広げず
ひとつひとつの話をもっと掘り下げて欲しかった。
特に最北の特攻基地から出撃した人たちのことなどは
彼らの宿舎だった花巻でも哀しい逸話が残っているから。

気になったのは、満席だった来場者がほとんど高齢者だったこと。
もしかしたら私が最年少か?と思われるほど。
実際に戦争を体験した方も多かっただろう。
その人たちにとっては、新たに知る事実というよりも
追体験という意味合いの方が強かったのではなかろうか。
作った本人たちはまだ若い。
「この地にも、実は戦争が影を落としていたんだよ」
と、自分たち目線でこの作品を作っている。
そのテーマは、実際に戦争を知る人たちにはミスマッチだろう。
20代から40代、制作者と同年代で、
特に子を持った親たちに見てもらうべきだろう。
それでこそこの作品の意味が生きてくる。

戦争を招くのは軍人でも、政治家でもない。
一般市民たちの世論が招く。
日中戦争から太平洋戦争に至るまでの長い戦争も
当時の日本人たちによるアジア人蔑視やマッチョな世論が後押しし
例えば軍縮会議における「腰抜け外交」世論や
国際連盟脱退時の喝采などが最終的に戦争への道を拓いた。
だからこそ、
市井のひとりひとりに反戦思想を持ってもらう必要がある。


世界恐慌をきっかけに、
自国優先主義の強権指導者があちこちの国に生まれ、
「防衛」の名の下に、日本やドイツで武力による隣国侵攻が始まり
それが世界規模の戦争につながっていったあの時代。
コロナ禍で大きな不安が世界中に拡がり
アメリカやイギリス、イタリアでポピュリストが台頭。
ロシアがウクライナに侵攻している現代はあの時代にそっくりだ。
今が正念場。
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終戦の日

2022-08-15 | 世界・平和
もし自分が明日出撃を控えた特攻隊員だと想像してみた。
まだ人生これからという20代前半ながら、明日命の灯が消える。
どんなことを思うだろうか。
まず、自分の体が明日無くなってしまうことを思う気がする。
目も、鼻も、手も、腕も、足も・・・すべてが愛おしい。
生まれてからずーっと自分と共にあった体。
好きな部分も、コンプレックスになっている部分も
すべてが愛おしくて撫でさする気がする。

そして家族や仲の良い友人たち、恩師を想うだろう。
物より人を想うと思う。
それぞれの人たちの笑顔や優しい顔を思い浮かべる。
自分がいなくなった後のみんなの幸せを願う。
いつまでも笑顔をいて欲しいと想う。

最後に、なぜこんなことになってしまったのか考える。
自分が望んで自死を選んだわけじゃない。
自分が望んで殺し合いをしているわけじゃない。
誰が自分の死を望んだのだろうか。
誰が始めた戦争なのか。
そのために死にゆく人たちは誰のために死んでゆくのか。

戦争を始めるのは為政者や軍のトップだ。
理由は大抵「国を守るため」。
そう言いつつ、そのために名も無き一般人たちが死んでゆく。
国というのはあくまで概念だ。
国民がいなければ国なんていう概念は成り立たない。
国民に死を求めるなんてのは本末転倒。
国を守る=国民を守る・・・であるはずだ。

明治維新から昭和20年の終戦まで77年。
その終戦の日から今日で77年になる。
日清・日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦と
戦争の時代だった前半とは違い
国として一度も戦火を体験しなかった後半。
それは戦後制定された日本国憲法のおかげだろう。
よく考えてみよう。
これからも戦争を体験することなく過ごすために
何が一番大事なことなのか。

77年前を思いながら、合掌。
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8月10日

2022-08-10 | 世界・平和

今年もこの日がやってきた。
昭和20年8月10日、花巻空襲の日。

当時私の父一家は大工町(現双葉町)に住んでいた。
上に4人いた父の兄たちは
みんな亡くなったり、応召していたり、東京に住んでいたり、
花巻の家に住んでいたのは父と祖父母だった。
宮沢賢治さんの家とは庭続き。
賢治さんの御母堂イチさんは私の祖母サキと仲が良かったようで
父が小さかった頃よくお茶を飲みにやってきては
「うちの賢治にも困ったもんだ。家業は継がねし、嫁ももらわね」
とこぼしていたことを覚えていると父が言っていた。

空襲があった当時、宮澤家には高村光太郎が疎開してきていて
旧制高校を目指しての東京での浪人生活を
戦局悪化のために諦めて帰郷し
現桜台小学校のところにあった旧制花巻中学敷地内の
中島飛行機(現スバル)の軍需工場に動員されていたという父も
光太郎さんに恐らくお目にかかっていた。

正午過ぎに始まった空襲は
爆弾と機銃掃射によって市街地と駅前を攻撃。
(他に似内駅停車中の釜石線車両にも攻撃を加えた由)
火を使う昼時だったことで市街地に火災が広がり
花巻のメイン通りだった上町、豊沢町、大工町は焼け野原になった。
たまたま家にいたという父は
賢治さんの弟清六さんを手伝って賢治さんの原稿などを
防空壕から蔵に移す手伝いなどしたと言っていたが
祖父がもらっていたという賢治さん自筆の短冊などは
父の家とともに焼けてしまったという。

花巻駅前では爆弾と機銃掃射。
花巻電鉄職員や駅前のそば屋さん(現いとう屋)でも被害者が出た。
冒頭の写真は花巻駅前に設置されている「やすらぎの像」。
花巻空襲によって犠牲になった人たちの慰霊のために
花巻駅前に立っているのだが
今その前で見上げる人も少なくなった。
それでも知ってる人達が語り継ぐべき日だ。
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ナガサキ忌

2022-08-09 | 世界・平和
核兵器の何が残酷か。
直接的な被害はもちろんこれ以上ないほど悲惨だが
その後救助や支援に行った者まで放射能被曝する。
助けを求めることすらできない兵器は
恐らく核兵器だけだろう。

日本国民としてのみならず人類として
決して記憶から消してはいけない日。
毎年忘れずあの日を思う。
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軍隊手帳

2022-08-04 | 世界・平和



知人が自宅の蔵(?)から発見したという
日中戦争時の軍隊手帳を借りた。
存在は知識として知ってはいたが、初めて本物を見る。
持ち主は当時はいくつぐらいだったのだろうか。
履歴としてここに記載された当時、
その後の自分の運命は全くわからないわけだ。
(戦後無事に帰還されたとのこと)
その時にはどんな気持ちだったのだろうか。
明日にでも死が自分の身に降りかかるかもしれない中で
他人によって自分の運命が決められてしまう不条理。
戦争のことは自分が生まれる前の歴史の話と思われがちだが、
実際に実物を前にすると、
その時のその人の気持ちがリアルに心に迫ってくる。

銃弾や砲弾が飛び交う中で、
胸ポケットにはこれが入っていた。
最前線で何度も開いた。
そんな光景が目に浮かんでくる。
手に持つだけでその場にいるような気持ちになる。
リアルに見、触れることは
本で知識を得たり、話を聞いて学んだりすることの
何倍も大事なことじゃないだろうかと実感した。
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視点

2022-06-01 | 世界・平和

岩手に住んでいると、北陸や山陰はとても遠く感じる。
おそらく東京中心の公共交通網により行きにくいからだろう。
東京からだと北陸はそうでもないと思うが
山陰はやはり遠く感じるのではないだろうか。
ところが江戸時代までの首都である京都から見ると
北陸はすぐそばだ。
山陰もそれほど遠いところではない。
なにせ江戸時代までの海上交通の中心は日本海だったから
秋田や山形、新潟なども要衝だった。
地図を見るとよくわかるが、太平洋側は遠回りだよね。
公共交通機関の状況にもよるけれど
首都が東京に変わったことも
印象が変わった大きなファクターだろう。

日本を中心に地図を見ると、朝鮮半島も大陸も
後ろから迫られているように感じる。
でもね、朝鮮半島や中国の側から見ると
太平洋の前に、まるで遮るように日本列島が鎮座している。
おそらく閉塞感を感じる地形ではなかろうか。
それらの国が尖閣諸島や台湾を重要と考えているのは
そんな意識もあるのだろう。
(特に中国史にて見れば、台湾を味方につけるかどうかは
 太平洋へのアプローチを考えるととても重要なことだ)
日本として良いか悪いかはともかく
視点を変えることでそういうことがわかってくる。

ロシアがウクライナの東部や南部を攻めている。
黒海を制することができるかどうかがロシアにとっては重要。
フィンランドやスエーデンがNATOに加盟すれば
バルト海はロシアにとって鬼門となるから
ますます黒海が重要になってくる。
でないとロシア西側では海を使うことができなくなる。
これまた良し悪しはともかく、ウクライナ侵攻に力が入るわけだ。
そういうことも視点を変えるだけでわかってくる。

地政学的なことばかりではない。
どんなことでも視点を変えることでわかってくることがある。
それにより、対処方法が見えてくることもある。
自分の視点ばかりで、自分のことばかり主張しても
そこはお互い様、解決は遠くなるばかりだ。
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よく考えてみてよ

2022-05-02 | 世界・平和
隣国に、敵対する国の軍事的影響力が入ってきそうになる。
こちらとしてはそれを精神的脅威と感じ、
その隣国に侵攻し、こちらの影響下に置くことにする。
するとその隣国と国境を接するまたその隣の国が
軍事的脅威と感じるようになる。
際限がない。
こちらは敵対国の軍事的脅威しか見えていないから
侵攻した隣国のことなど歯牙にもかけていない。
そんな近視眼的行動をとっているうちに
世界的に孤立を深めていく。

これは今のロシアにも当てはまる話だが
それだけではなく、
かつてのナチスドイツや大日本帝国の
思考や行動もそのまま同じことが言える。
そういう思考の諸端はどこにあるのか。

自民党安全保障調査会が
政府の外交安保政策の長期指針をまとめた報道があった。
「攻撃された時の防衛を必要最小限の防衛力で」
という専守防衛(このコンセプトを決めた当時も相当揉めた)から
「敵基地攻撃能力」の保持という方針に改め
さらに「先制攻撃と捉えられる可能性がある」と
「反撃能力」に言い換えることにした由。
しかもその過程で「反撃」対象は敵基地だけではなく
「指揮統制機能等」が盛り込まれるのだそうだ。
日本語をごまかして言い換える例は
兵器や軍備を防衛装備、武器輸出を防衛装備移転など
私のように日本語に神経を使う仕事をしている者にとって
驚くやら呆れるやら、姑息なこと極まりないのだが、
今回はその程度では済まない。

なにせ、攻撃された後とはいえ
「敵基地に反撃する」のであり「統制機能を攻撃」するのだ。
「やられたらやりかえす」って、
そういうことを戦争というんじゃないの?

かつて大日本帝国は当時のロシア帝国の軍事的脅威を感じ
朝鮮半島を併合し、そこを緩衝地帯としてそれに備えた。
(その過程で日清戦争、日露戦争が起きた)
朝鮮半島まで日本の影響力が及ぶと
今度は朝中、朝露国境に脅威を感じ始め
さらにその先に緩衝地帯を作るべく工作を始め
あたかも相手が攻撃してきたように装う柳条湖事件を起こし
それを名目に「反撃」を行って満州事変を起こした。
本稿の初めに挙げた例、そして「反撃能力」。
それら2つが重なったという「好例」だ。

今の日本の保守派は、ウクライナ情勢を金科玉条として
「他国脅威との緩衝地帯(台湾)」「反撃能力」
そして果てには「核軍備」まで持ち出してきている。
古くからのことわざに「喉元過ぎれば熱さを忘れる」があるが
まさに歴史から何も学んでいない「熱さを忘れ」る行為。
それでいて、相手方も同じことを考えるとは思っていないようだ。
格好の攻撃対象になり得る原発や米軍基地を
後生大事に国内に抱え込んでいる。
原発を最初に攻撃されたら「反撃能力」など何の役にも立たない。

今この国を動かしている政府や官僚は
最高学府を出たとても頭の良い人たちのはずなんだけど、
中学校程度の歴史知識や、ちょっと思考を巡らせれば
気づきそうなことにも気づかないのか、
それとも見ないふりして誤魔化しているのか。
もし後者なら、国民は騙せると舐めてかかってないか?
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エイプリルフール

2022-04-01 | 世界・平和
7時のニュースです。
ウクライナ情勢に大きな進展がありました。
ロシアのプーチン大統領は1日声明を発表し
ウクライナに侵攻していたロシア全軍を撤退させ、
無条件、無期限停戦に応じた上で、自らは大統領を辞任し、
即座に選挙で新たな国の体制を構築すると伝えました。
これはNATOからの
「プーチン大統領の辞任と引き換えにロシアのNATO参加」
という提案を受託したことによります。
この報を受け、国連はロシアへ選挙監視団を送り込むことを決し
公正な選挙による新体制構築を図る対応と見られています。

次のニュースです。
ウクライナ情勢の大きな転換を受け、
中国共産党はこれまでの政策転換の検討に入った模様です。
西側諸国との敵対方針から一転し、東アジア和平に向け、
日本やアメリカとの協議が始まることが期待されています。
同時に新疆ウイグル自治区、香港など
これまで締め付けを行なってきた地域や
中国が自国領土としていた台湾などに対して強権は発動せず
それぞれの地域の自治を尊重する方針も同時の検討に入った模様です。

アメリカからのニュースです。
トランプ前大統領が連邦地裁から
議会妨害の罪で訴追されることとなりました。
これは昨年の大統領選挙後の連邦議会騒乱の責任を問われたものです。
この事態を受け、共和党内では急速にトランプ離れが進むと予想されます。

ミャンマーからは、
国軍によるミャンマー国内の体制変換が終わったため
新たな体制構築のために選挙を行うとの発表がありました。
同時にASEANとの連携も図りたいとの意向が示され
軟禁状態にあったアウン・サン・スーチー氏も解放される見込みです。

スポーツです。
大きなニュースが飛び込んでみました。
エンゼルスの大谷翔平選手とブルージェイズの菊池雄星選手が
突然日本に帰国、阪神タイガースに移籍することが発表されました。
「NBPを盛り上げ、MLBと拮抗した関係にしたい」
との2人からの談話が伝えられています。
開幕6連敗となった阪神タイガースにとって
大きな戦力UPが期待されています。

以上、7時のニュースをお伝えしました。
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蘊蓄は必要ない

2022-03-30 | 世界・平和
プーチンがどうだとか、ゼレンスキーがどうだとか、
習近平がどうだとか、金正恩がどうだとか、
バイデンがどうだとか、トランプがどうだとか、
ミン・アウン・フラインがどうだとか、
ハメネイ師がどうだとか、ベネットがどうだとか、
ネオナチがどうだとか、DSがどうだとか、タリバンがどうだとか、
誰が悪いとか、誰の味方だとか、そんなことはどうでもいい。
問題は誰かの暴力によって誰かが泣いているということ。

勘違いしている意見が散見されるが
いまウクライナで起きているのは戦争ではない。
ロシアが一方的にウクライナを蹂躙しているという事実だけ。
ウクライナからロシアに攻め入っているわけではなく
侵略してきた他国軍と戦っているだけだ。
一方的に一般人を攻撃しているという意味では
イスラエルによるパレスチナへの攻撃も
ミャンマーでの強権軍事政権による弾圧も同じことだ。
これはアフガンでも、イラクでも、シリアでも、
リビアでも、イエメンでも。

そして私のスタンスは
誰が正義で誰が悪ということではなく
一方的な暴力により泣いている人たちに寄り添うところにある。
正義なんて言葉は信じない。
ナチスの行動だって、彼らに言わせれば正義だったのだから。
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歴史

2022-03-16 | 世界・平和
学校で歴史を学んで以来
歴史上の人物はあくまで記号としか思えなかった。
名前や行為は暗記すべき項目としてだけの認識だった。
でも今この歳になって、それらの人々が
自分の頭の中で生き生きと動き出している。
50年前、100年前、200年前
今の人たちと同じように暮らしていた人たちは
どんな想いでどんな暮らしをしていたのか。
私たちは歴史を知っているからその後のことはわかるけど
当時のその人たちは次の瞬間何があるか知らない。

例えば今からちょうど100年前。
日本はアメリカなどとともにシベリア出兵を行い
占領地に傀儡政権樹立を目論んでいた。
結果それは失敗に終わるどころか
日米対立を招き、のちのちの太平洋戦争にもつながったし、
日本軍による無差別攻撃やジェノサイドにより
現地パルチザンの逆襲を受けて、
結果は日本の思惑と逆にソビエト連邦樹立につながった。
当時の出兵日本軍は軍紀も退廃し
戦争目的がはっきりしないことにより兵士たちの士気も低調。
それが後の首相加藤高明をして
「外交上まれに見る執政の歴史」と言わしめた。

この流れ、
今のロシアによるウクライナ侵攻とほぼ同じ構図だ。
つまり、世界情勢を憂いている今の私たちだが
ちょうど100年前は今のロシアの立場だったことになる。
当時はいろんな考えが議論されての行動だったと思うのだが
それがどんな結果を招いたのか。
もちろん100年前の時点では誰もそれを知らない。
でも私たちは知っている。
だからこそ歴史を学ぶ必要があると思うのだ。
それも、単なる知識としてだけではなく
当時そこにいた人たちの立場に立って考える必要がある。
でなければ単なる観念論になってしまう。
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White Day

2022-03-14 | 世界・平和
世界中で、
いま辛い思いをしている人たちに
心からの笑顔を届けたい。
Happy White Day❗️
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3月10日

2022-03-10 | 世界・平和
東京大空襲から77年目。
もう当時をリアルで知る年代の人たちも少なくなった。
私の母の叔母さんという方が当時亀戸に住んでいて
今に至るまで行方不明とのことだった。

奇しくも77年目の今日。
同じように戦禍の中を逃げ惑う人々をテレビの画面で見る。
ウクライナだけじゃない。
シリアでも、パレスチナでも、ナイジェリアでも、コンゴでも、
そしてミャンマーやアフガニスタン、イラクなどでも
他にもたくさんの地域で人々が傷ついている。
1世紀近く経っても、世界は何も変わっていないのだろうかと
正直言って無力感に襲われる。

今回のロシア侵攻の経緯を見ていると
ナチスによる隣国侵攻や大日本帝国の朝鮮併合、日中戦争と
口実、やり方などとてもよく似ている。
攻められた立場の国民感情などを客観的に検証しないと
それからの両国関係がうまくいくわけがないことを
今回の戦乱を見て考えるべきだ。
他山の石。
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