8月12日(金)、埼玉県小川町プチ観光、その2。
前回の「コワーキングロビーNESTo」の見学を終え、受付嬢に教わったとおり分校を利用したレストランに電話した。この時11:30前だったが「13:00からなら」と言われて愕然としたが、「2名であればこれからでも大丈夫」と。ラッキーでした。
分校カフェMOZART(モザート) http://mozart.shimozato.jp/
小川小学校旧下里分校は里山の自然に抱かれた木造校舎。2011年に廃校となった後も、そのノスタルジックな景観は訪れた人々を魅了し続けています。2018年4月に用務員棟を「カフェ&移住サポートセンター」としてリノベーション、リスタートしました。<公式Webサイトより>
分校の前の道路は、対面通行だけど一方通行のような狭さの道路で要注意。
校門らしき所を過ぎて、砂利道の脇道に入ったら駐車スペースがあった。けっこう車がとまっていた。
校庭の角にあたる位置で校舎が見渡せる。校舎は小さいけど周囲は広々。校庭のタイヤが懐かしい。雑草は少ない。手入れをしているのだろうか。
以下2つの画は、実際は帰り際に記録したものだが、全景の雰囲気なので続きで載せる。画の右側には、プールもあった。(スマホで撮影。色味が異なる)
左側の棟がカフェになっていた。手前にテラス席あり。
シュロの樹(だと思う)がある。私の通った小学校(新潟の雪国)では、この南国風の樹は無かったが、それを妻に言ったら妻が通った小学校(埼玉県東部)にはあったらしい。
カフェの入口は玄関の感じで靴を脱いで上がるタイプ。室内のテーブルとイスは木製で一人用。外は脇道の道路沿いで、その先の農地が見える。たぶん有機農業をされている「霜里農場」の一部であろう。
店内は幼い子供を連れた母子のグループが2組おり、子供らがちょっと賑やか。夏休みだからか~。
注文して待っていると、店員が来て「すみません。予約済の席でした」と。では、どちらに?店内の真ん中の席かテラス席という。店の真ん中はご勘弁で、雨はまだ降りそうにないのでテラス席にした。
移動してみると、やはり屋外は気持ち良いし、校庭の桜は近い。花の時期はサイコーだな~と思う。
ほどなくして注文した定食がきた。右は私の「日替わり下里定食」、左は妻の「揚げパン定食」で、それぞれ飲物が選べる。私はリンゴジュース、妻はアイスコーヒー。
いろんな種類の有機野菜が詰まっている。優しい味付け。校庭を眺めながら美味しくいただいた。けっこう贅沢な環境だと実感する。
食後は分校見学をすることに。遊具は使用禁止ではない。メンテナンスをしているようだ。
校舎内は立入禁止だが、出入口や窓からは内部を覗くことができる。
カフェの隣の棟は、音楽室・多目的室・職員室、反対側に放送室、湯沸・印刷室の表示あり。
開いていた窓から覗いた教室には、黒板に「のんのんびより」と絵が描かれていた。後で調べたところアニメの舞台になったらしい。
後ろの方には映画での写真。映画にも使われたようだ。机にかけた帽子や棚のランドセルが、今も現役のような“らしさ”を醸す。
見学を終え、たぶん川も近いのでは?と東側に50mほど歩いていくと、キレイな川(槻川)が見えた。水遊びもできるではないかと(可能なら)。
ノスタルジックな雰囲気に身体に優しい食事。目の前には遊具と広場(グラウンド)、さらに水遊び・釣りもできそう。大人も子供も楽しめそうだ。
ちなみに、訪問した翌日13日~15日は夏季休業だったようで、タイミングが良かった。
閉校した校舎は全国にあり、地方における過疎化のみならず少子化に伴う児童生徒数の減少等により、毎年相当数の廃校施設が生じている。
卒業生にとって想い出のある校舎は、その地区にとってのレガシーだと思う。できれば残したいところだが、当地では一部とはいえ有効に活用できている。これがこの先も引き継がれることを願う。
(埼玉県小川町プチ観光。つづく)
◇2021年8月12日 小川町プチ観光 まとめ
帰省をあきらめ、埼玉県小川町プチ観光へ
小川町:築100年の石蔵「コワーキングロビーNESTo」
小川町:分校カフェMOZART(モザート)
小川町:栃本親水公園と栃本堰
小川町:酒蔵見学(松岡醸造)
小川町:三代目清水屋、花和楽の湯、その他
懐かしい雰囲気が残されて良い風景です。
古い建物をリメイク、リノベーションする
ことがはやっていますが、地域興しに役立
っていましょう。
佐渡にもこうしたものになって欲しい古い
木造校舎はあるんですよ。
いいところですねぇ!
こんなふうに校舎を残して保存できる環境はすばらしいですね。
木造校舎は味があります。佐渡の学校も何かに役立てたいですね。
是非行ってみてください。念のため予約した方が良いと思いますよ。
でも「日替わり」だから、毎日でも良いかも。
もちろん風景も校舎も・・・。良いところでした。
これでモザートと読め、という発想は、いったいどこから出たのだろう、と疑問に思ったので。
結局それはわからず仕舞いでした。
ふつうに読んだら、モーツァルト以外には読めないし…。
また、音楽家モーツァルトの英語表記でもあり、地域食材などを交響曲のようにハーモニーとして寄せ集めて提供していくという意味を込めています。~
https://www.town.ogawa.saitama.jp/0000002618.html
地元の方にはピンとくる名前ですね。