台風19号の通過から一週間後の10月19日、荒川を渡る『樋詰橋:ひつめばし』に行ってみた。桶川市にある樋詰橋は、洪水時には橋面が水没する堤外地に設けられた橋で「冠水橋(かんすいきょう)」と呼ばれる。
このような橋は地方によって呼称が異なり、荒川水系では冠水橋だが、有名な四万十川では沈下橋、九州では沈み橋、他では潜水橋、潜没橋、潜流橋、潜り橋、地獄橋など。
樋詰橋の右岸側からの様子。車1台分の幅しかないので両岸から車が来たときは、忖度を要す。画の右側の四角い看板跡?にゴミが掛かっている。この位置まで水位が上がったわけだ。撮影位置から後方の堤まではかなりの距離があり、広大な畑などになっているが、全て水没したと思われる。
左岸側では竹が横になっている。その辺りまできたのだろう。
この日はまだ増水状態で、水位は通常?よりも1.5mほどは上がっていると思う。
通常?の樋詰橋と荒川の様子は、県のWebで確認できる。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a1001/doboku-sansaku/hitsumebashi.html
左岸から右岸側を見る。
樹の中ほどに鳥の巣、ではなくゴミだ。
橋の中央から下流側の様子。台風時は両岸の上まで一面の・・・。
上流側の様子。
この後、荒川沿いにもう少し上流(北側)に行ってみた。
対岸に桶川飛行場(ホンダエアポート)が見える堤に立つ。手前の田は水没跡が見られた。飛行場も水没したのかもしれない。セスナはどこに退避したのだろう?
↓画はそこそこのズームで。
ところで、埼玉県のWebによると上尾市・桶川市・北本市では合わせて床上浸水が76件(10月20日現在)だった。全国のいたるところで、大変なことだ。
温暖化で、毎年、大型台風が襲来するようになるのでしょうね。恐ろしいです。
台風19号による水害域の広さ、過酷さに、ただ驚いています。
冠水橋は、沈下橋、沈み橋、潜水橋、潜没橋、潜流橋、潜り橋、地獄橋など、地方によって呼称が違うのですね。たくさんの冠水する橋があるのですね。
細長い国土だから、急流が多くてリスクが高いのでしょうか。
もっと早く冠水がわかり避難できたら、死ななくて済んだ人がたくさんいらっしゃっただろうと思うと、残念でなりません。
これから、こんな台風が珍しくなくなるのではと思うと、恐ろしいです。
今日の大雨も凄いです。