< 6月26日(日)の北本自然観察公園散歩から。その5。>
園内の木道では、岩場で日向ぼっこをするかのように、カナヘビを見かける時がある。
カナヘビ(ニホンカナヘビ)は、トカゲ目カナヘビ科体長20センチ前後になり、そのうちの3分の2ほどを尻尾が占める。トカゲ(ニホントカゲ)より相対的に長い尾を持つ。
↓こちらは尾がS字に曲がっている状態なので、一見そうは見えないかもしれないが、それなりに長い。
2019年9月に尻尾の長いカナヘビの記録と、トカゲの尻尾切り=「尻尾の自切」について調べたことをとりあげた。日記のタイトルは「カナヘビ(ニホンカナヘビ)の尻尾」。
尻尾の自切は、襲われた時や何らかの危機にあった時に、自ら尻尾を切り離して相手に差し出し、あるいは興味を引かせ、その間に本体は逃げるという荒業で、一般的に自切は一度きり。再生までには8か月もの期間がかかり、自切前ほど長い尾は生えてこない。また、自切した痕のあるカナヘビの割合は実に高いそうである。・・・・・というようなこと。
今まで、自切した後かどうかを気にしてカナヘビの尾を見ていなかった。そもそも全体が見られる機会で記録できることはそれほど無いと思う。しかし、今回は自切痕のあるカナヘビを確認することができた。
尾が根元の辺りから色が違うのがいた。尾の長さは体長の2分の1強という程度。
こちらは、さらに短い体長の3分の1くらいしかない。再生途中だ。(それよりも、葉の影になってしまった。撮るタイミングがダメだ~動きが速かった。)
さらに、自切して間もない?のもいた。切れた後の尾の再生の始まりはこのような状態になるのか~と解った。
このカナヘビはしばらく目で追えたが、スムーズに歩けないのは明らか。木道から降りる時は落ちそうだった。尻尾がないのでバランスがとれないのだろう。
確かに、気にしながら見れば自切した痕のあるカナヘビの割合はけっこう高いのかもしれないと思った次第。
晩秋から初春にかけては、土の中で越冬するカナヘビ。春から夏にかけてが繁殖期なので、これから幼体を見かけることも多くなるだろう。尻尾に気をつけて~。
(カナヘビが苦手な方もいるとは思いますが、尻尾の自切をしながらも頑張ってますから・・・。)
でも、顔の部分を見たら可愛いと思います。
ちいさなワニのようですね。
でも正直言って、実物には遭遇したくありません。
カナヘビさん、ごめんなさいね。
最近取ることもなくなりましたが、こういう珍しい子ならカメラを向けますね。
再生途中の姿、すごく変ですね。(笑)
顔はなかなかですよね。私は恐竜的な感じがしてイイと思っています。
今回の北本では、何故か再生中のを見かけました。
>すごく変ですね。 →「すごく」まではいかないと思うのですが・・・(苦笑)。
川崎ではカナヘビ見る機会は無いのですか~残念。
ヒーローものは見ますね~今でも。男の子は皆好きですよね。
洋楽はほぼ分かりませんのでコメントできませんが、立ち寄らせて頂きます。
当方は、別に植物観察散歩の日記も書いています。興味がございましたら・・・。
宜しくお願い致します。
色といい形といい質感(触ってないですが)といい、かなり変(独断です)。
つるんとして釘みたいだし、ゴツゴツした皮膚と生合性が感じられないですぅ・・・(笑)
それはさておき、この釘状からある程度まで再生できるとしたら、スゴイですよね。
あっ、でも骨は再生できないとの記述もみました。
初めて見ました。
カナヘビは以前は庭にたくさんいました。それなのに、一度も見たことがなかった。
子どもの頃は難しいことは何も知らず、「トカゲ」と呼んでました。
自切したあとは素早く思うように動けないので、隠れがちなのかもしれないですね。
トカゲは総称なのでOKですね~。今も昔も、総称で呼ぶ方は多いです。トカゲ、ヘビ、ハチ、クモ・・・。