シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

セミノハリセンボン、カヤネズミ巣など

2019-11-04 | 自然・環境とか

10月20日(日)、約1ヶ月振りの北本自然観察公園散歩から。
学習センターの“生き物マップ”に、何と!セミノハリセンボンの記載があった。
3年前にこの公園で初めて見たのだが、その後は見ていないので探しに行った。
しかし、マップに示された辺りを探すが・・・見つからない。3年前は案内板があったので分かったけど、それもない。困った。
その時、たまたま職員の方々が数十メートル離れたところで何かしているのを見つけ、そこまで行って声をかけ案内してもらった。助かった。そして、いたー! (↓画中央下)


今回のセミノハリセンボンも3年前と同じタイプだ。完全型(有性生殖)ではなく不完全型(無性生殖)の冬虫夏草でシンネマと呼ぶらしい。それが全体に生えている状態といえる。


よく見ると、樹液を吸う長い口(口吻)や足の先、翅の縁の部分など、肉質っぽく無い所まで菌がまわっているのが分かる。菌って強烈だ。


高尾の池の八つ橋に「カヤネズミの巣」の案内があった。どこだろう?


約10センチほどの、葉を利用した球形の巣があった。周りの草が倒れているのは強風や大雨の影響(?)か見やすくするためか分からないけど、本来はもっと隠れていただろう。


カヤネズミは、頭胴長5~8センチ、体重7~8グラム(500円硬貨ほど)で日本で一番小さなネズミのようだ。生息地となる茅場や牧草地などの草原が減少し、主食となる水田の雑草も減少していることから、数を減らしている。埼玉県では準絶滅危惧種に指定されている。
ちなみに、数年前まではイネを食害する害獣と見なされていたが、イネ自体はほとんど食べないことが調査によって分かった。巣をみつけてもそ~っとしておこう。


浅い池にかかる木道を歩いていたら、振動で察知するのかドジョウが一瞬動くので目にとまった。


しばらくしたら少し前方に動き、止まってブルブル・・・潜った。

 

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2 コメント

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こんにちは (多摩NTの住人)
2019-11-07 14:55:14
これも冬虫夏草ですか。まだ冬虫夏草は見たことが無くどんなのでも見てみたいです。
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多摩NTさん こんばんは (KAEDE)
2019-11-09 19:17:14
マップへの記載や案内がなければ、間違いなく見過ごすと思います。
多摩さんの観察眼なら、いつか見つけるのではないでしょうかね。
返信する

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