『滝野つたえぐさ』(滝野町老連編、平成5年刊)に「電灯がついた頃」と題した一文が掲載されています。滝野町曽我の竹内さんは、村に電灯がともったのは大正9年の春だったと、その記憶をたどっておられます。今から98年前のことです。
電灯がつく前は、ランプ生活で、火屋(ほや)掃除は子供の受持だったようです。電灯がついても夕方ともって朝きえるのですが、その間、何度も停電し、その度にろうそくをつけるという具合だったとのことです。停電すると、おばあさんがマッチに火をつけて電灯に近づき、「ともれ」と言った、という話が添えられていました。
社に電灯がついたのは明治の終わり頃だったと聞いています。電灯がついてからまだたった100年ほどのことなんですね。それにしても、この『つたえぐさ』に掲載されている話には興味がつきません。
電灯がつく前は、ランプ生活で、火屋(ほや)掃除は子供の受持だったようです。電灯がついても夕方ともって朝きえるのですが、その間、何度も停電し、その度にろうそくをつけるという具合だったとのことです。停電すると、おばあさんがマッチに火をつけて電灯に近づき、「ともれ」と言った、という話が添えられていました。
社に電灯がついたのは明治の終わり頃だったと聞いています。電灯がついてからまだたった100年ほどのことなんですね。それにしても、この『つたえぐさ』に掲載されている話には興味がつきません。