ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

大正14年の社区評議員会協議事項

2018年06月03日 06時00分35秒 | Weblog
 大正14年社町社区の「雑書綴」に、11月10日の評議員会の協議事項を記した文書が綴じられています。西暦1925年ですから、今から93年前のことです。
 社町社区は、現在の加東市社にあたりますが、防火用水や墓地、太鼓倉などは現在も社地区が関わる事柄です。また、「女学校」とは県立社高等女学校のことで、社に誘致し建設費を負担したものです。現在の県立社高校の前身で、その敷地は現在は裁判所になっています。太鼓倉は、上組は社一区に、下組は佐保神社の門前にありますが、合併の話があったとは知りませんでした。


   大正十四年十一月十日開催
        評議員会協議事項

一、消防用水溜 壱ヶ所設置ノ件
一、女学校負担金徴集ノ件
一、墓地合併ノ件
一、耕地整理組合創立経過報告ノ件
一、上下組太鼓倉合併ノ件
一、コレラ病予防方法並ニ牛ノ肺炎発生ニツキ予防注意ノ件
                           以上
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする