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23日(土)、午前中はよく晴れてまぶしい冬の日差しに誘われて、加東市新町の愛宕神社の新社殿に参拝しました。
新しい社殿は市道滝野梶原腺の道路整備のために元の位置から北東の隣接地に移設されたもので、昨年9月に遷座が執り行われました。青空を背景にまぶしく光る新社殿に思わず見とれてしまいました。
拝殿前の石燈籠は文久4年(1864年)の建立年が刻まれており、およそ150年前の古いものです。新町はその名の通り、約400前に加古川舟運の河港の町として新しく開かれた町で、歴史がはっきりしている珍しい町です。愛宕神社も元は下の町にあったものを明治時代に高台に遷され、さらに今回道路整備のために遷されたものです。広い境内の一角には整備を待つ石造物等が置かれていました。大正時代の百度石もありました。そして、昭和7年(1932)の満州事変一周年記念碑もありました。
古い歴史を継承しながら、新しい町の歩みを刻む新町の愛宕神社でした。