ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和18年-軍用飛行機献納資金の領収証

2016年01月14日 05時41分52秒 | Weblog
  

 今日、紹介するのは昭和18年(1943)に軍用機献納資金の領収証です。「軍用飛行機献納資金領収書在中」と表書きされた茶封筒の中に入っていました。茶封筒の裏には、「兵庫縣加東郡社町役場 電話社一番」と印刷してあります。軍用飛行機の献納は
 領収証は次の通りです。

 領収証

一金 壱阡九百五拾円也

 軍用飛行機献納資金

右正ニ受領仕リ候也

 昭和拾八年十月三十日

    社町長 合田常蔵

 社区
  下町二部御中

 この歴史ブログでは、昭和7年(1932)の軍用飛行機献納についての募集計画を紹介したことがありますが、目標額は一機約10万円とされ、学校の児童・生徒や青年団、婦人会などの各種団体構成員に一人当たりの標準額を挙げています。また、昭和19年には、軍用飛行機の資材として桐の供出などもおこなわれていました。
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