ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

加東市横谷の道標-元は旧道沿いに

2016年01月17日 05時51分54秒 | Weblog
  

 加東市横谷を走る県道西脇三田線の脇に道標が立っています。
 『東条の道標巡覧記』によれば、明治22年に建立されたものらしく、表面は風化して判読が難しい状態になっていました。また、この道標は元は旧道に立っていたもので、車が当たるなどして折れたものをモルタルで修復してありました。地元の元区長さんは「自分が修理した」と話されていました。
 旧道は大坂道にあたり、社町から東条を通って大阪へ出る道筋だったそうです。今は県道沿いの一本の低い木の根元に移設され、通り過ぎていく自動車を見つめています。
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