ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

木梨の道標-2本並んで

2016年01月18日 04時56分48秒 | Weblog
  

 加東市木梨地区の旧道を走っていると、公民館からさらに北のカーブのところに2本の道標が並んで立っているのが目に止まりました。この場所には、以前は確か、1本だけだったはずなのにと思い、車を止めて近づいて見ると、1本は以前に見たもののようで、もう1本はつぎはぎの修復のあとがある少し大きい道標でした。
 元からの道標は、建立年は嘉永元年(1848)、「右 いせ 笹山 古市」「左 ほっけさん ひめじ」と刻まれています。以前は下部が金物で補強されていましたが、今は金物はなくなっています。
 もう1本には、「右 きよ水」と刻まれ、「左」の下は判読が難しい状態でした。いつ再建されたのか分かりませんが、こうして2本の道標が旧道に修復されたことは素晴らしいことだと嬉しくなりました。
 ※2007年3月に木梨の道標を投稿しています。
コメント
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