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31日(木)、大晦日。今年も除夜の鐘を持寶院で撞きました。
午後11時30分、山門でご住職と奉賛会の皆さん、そして一般参詣者が鐘撞きのお勤めをしました。空模様は播州弁でいう「ぴりぴり」雨が降るなかでした。しかし、東の空には雲間から白く光る月も見えるときがあり、空気は冷え込んでいました。
山門の上から吊されたロープを強く下に引いて山門にある鐘を撞きます。その音を静かに聴いて下さいという住職の話の通りにしました。
本堂では奉賛会の女性の皆さんによるぜんざいのお接待がありました。堂内では教え子らの姿もあり、久しぶりの再会に話しが弾みました。
ぜんざいでこころも温まり、次は境内の大師殿にお参りします。殿内ではご住職が弘法大師像に向かってお勤めの最中でした。護摩木に願いを書き、お供えしました。境内では奉賛会の男性がドラム缶で焚き火をして暖を提供して下さっています。
こうして、除夜の鐘の音を聞きながら、平成27年が過ぎ去り、新年を迎えようとしていました。