17日、障害があり、車いす生活をしている人たちの願いを「水中で叶える」イベントが愛知県豊橋市で開かれました。
その願いは「愛する人を抱き上げたい」です。
そのイベントの名前は「アモーレリフティング」と言って水中の浮力を生かして、脊椎損傷の障害があっても自分の子供を抱っこしたり、最愛の夫を背中におんぶしたりと、今まで出来なかった夢を叶える企画で、車椅子生活をする人でも自分の足で立つことを可能にし、大切な人を抱き上げた瞬間を写真に残そうというものでした。
参加された桂真梨菜さんは、息子を出産した際のトラブルで脊髄を損傷され、以来、車椅子生活となり、まさか 「水中で“できないをできるに変える”というのが面白いなと思った」そうです。このユニークなイベントを見て、京都市障害者スポーツセンターでのアーティスティックスイミング(重度障がい者のシンクロ)と重なり、まだまだ他の施設はスロープや車椅子トイレなどが整備されていない所が多くて、非常に残念でなりません。
しかし、こう言う新しいユニークなイベントが、もっと増えれば不可能を可能へと夢が広がります。
障がい者スポーツセンターのスタッフの皆さん、コロナ・変異株に負けるな。!京都市の財政難に負けるな。!イベント縮小気味に負けるな。!新しい障がい者スポーツを生む聖地を忘れる事なかれ。!!