片翼の小さな飛行機の和合由依さんが、新たな挑戦として選んだのがドラマ「%」の俳優だったのです。
【和合由依さんインタビュー】東京パラリンピック開会式、MVを語る
共生社会・インクルーシブって健常者は簡単に言葉にするけど、障がい者が抱える悩みや苦しみを、障がい者自身がドラマの主人公の一人として、どう表現し自分の障害と どう向き合うべきなのかを問いかける、このドラマ「パーセント%」に、一般の視聴者さんが どのように共感するのかが、私も障がい者の一人として複雑な思いでドラマを見ていた。
多様性実現を掲げるテレビ局を舞台に、新人女性プロデューサーが俳優を目指す車椅子の高校生と出会い、「新しい時代のドラマ」作りに臨む物語でした。障害者を当事者の方が演じるというのは、今のこの多様性の時代だからこそ意義があり、綺麗ごとだけではなく、そうすることによって生まれる軋轢(あつれき)とか大変さとか、健常者と障害者、両者の苦悩を赤裸々に描かれている。
障害を持たれた方が、普通の俳優さんとしてドラマに出演するのが、当たり前のように捉えられるには、まだまだ、様々な厚い壁を乗り越えなければならないのが現実かもしれませんね。このパーセントに出演されている車椅子の和合由依ちゃん(15歳)を、どこかで見たことがあるのでは?そう東京パラリンピック2020の開会式のエキシビションで”片翼の小さな飛行機”の演技を披露してくれた和合さんだったのです。
[パーセント]「今を生きる人たちに届けたいドラマ」障害のある俳優たち インタビュー&メイキング 伊藤万理華・和合由依 出演!| 土曜ドラマ
[パーセント] 第1回ダイジェスト 2分でわかる!(5月11日放送分)
[パーセント] 第2回ダイジェスト 2分でわかる!(5月18日放送分)
[パーセント] 第3回ダイジェスト 2分でわかる!(5月25日放送分)
パーセントの第4回最終回が6月1日(土)午後10時からNHK総合です。是非お見逃しなく。