レシーブする際のポジション取りを自分の得意な動きに合わせたり、相手の選手(強打者)によってもポジションを変える必要があります。
例えば、自分がアンダーハンドレシーブが得意なのか、オーバーカットが得意なのかによってもレシーブポジョションが大きく変わって来るからです。
ネットから2m離れたアタックラインのバックエリアで前方にポジションを置くのか、後方にポジションを構えるのかも相手選手のサーブによっても変わるし、レシーブする側のアンダハンドが得意なのか、オーバーカットが得意なのかでも変わります。
それとレシーブの構え方ですが、手でボールの落下地点へ素早く動く態勢を整えるには、両手を床に付け上体をやや前傾姿勢で片足も利用して、足の組み方も障害によって動きやすいカタチがあり、ボールの飛んで来るコースによって足が邪魔になったりすることも考えられることから、いろいろと足の組み方を試してみるのも自分では気付かなかった動きを発見することもあると思われます。(例えば、サーブやレシーブが安定したり、強烈なアタックに繋がったりと)
バレーボールの基本は、ボールの落下地点へ素早く動き、ボールを真正面で捉えるのがセオリーとは言え、シッティングバレーの場合はエリアが狭く、速くボールが飛んで来るため、予測と俊敏な判断が求められるスポーツなのです。
このレシーブのポジョション取りは、如何に無駄な動きを少なくし、ある程度コースを絞り込み、選手同士の役割分担を明確にすることで、かなり守備が分厚くなり繋ぎのバレーからの反撃に変わる可能性を秘めています。
何しろ、次への態勢に移る構えがとても大事な気がしました。
★【バレーボール】強打レシーブの練習①【基礎】
★【バレーボール】強打に強くなる!【面作り練習】
★【バレーボール】オーバーカットの基礎【強打レシーブ】(メリットは、短めのフェイントボールや前に落ちる無回転サーブにも対応しやすいところです。)