One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

パラアスリートの厳しい現実が…。

2019-12-02 12:22:54 | エピソード

昨日、偶然にもパラ陸上走り幅跳びの中西麻耶選手のドキュメント番組が情熱大陸で放送されていた。

私のブログ記事2019/11/16に掲載した「パラ陸上走り幅跳びで追い求めるジャンプに近づく!!」でも
中西麻耶選手をご紹介したばかりだったので、とてもタイムリーな感じがした。

やはり、11月11日、ドバイでのパラ陸上世界選手権で中西麻耶選手(34歳)が、走り幅跳びで
自己ベストとなる5メートル10センチを1回目のジャンプでマークし、それまで4位だったのが最後の
最終の6回目のジャンプで見事に5メートル37をマークして、トップに立ち金メダルを獲得したのと
同時に、来年の東京パラリンピックの日本代表に内定した瞬間でもあった。

中西麻耶選手は、21歳の時に事故で右足を失い2007年から陸上を始めパラリンピックには2008年の
北京大会から3大会連続で出場し、リオパラリンピックで4位に入るも、あまり注目されることもなく、一昨年は
世界選手権では銅メダルを獲得し、昨年のアジアパラ大会で金メダルを獲得するなど、東京パラリンピックに向けて
ケガに悩まされ、自分の走り幅跳びを追い求め続け義足も変えて来ただけに、最後の最終ジャンプで大逆転勝利は、
彼女にとって途轍もない喜びとなるジャンプとなり、今までの苦悩が報われたパラ陸上世界選手権となった。
その時の中西選手の喜びようが、とても印象に残っています。

ドバイでの彼女の喜びようが半端じゃなかった理由が、このドキュメンタリー番組・情熱大陸で、さらにパラアスリートの
厳しい現実を見せ付けられた思いです。

見逃された方は、12/8日の22:59分まで、MBSの無料見逃し配信で見られます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする