物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

アヤメ ~2020~

2020-06-17 06:10:00 | アヤメ科


今の季節を代表する花(梅雨の季節の花)を紹介します。


榛名山にアヤメ を見に行ってきました。

撮影日 2020.06.14: 群馬県

アヤメ (菖蒲、文目、綾目) 
<学名:Iris sanguinea Hornem.>
アヤメ科 アヤメ属 多年草

 

 

北海道~九州の山野の草地に自生し、高さ40~60cm程度。

多数の茎が株立ちになり葉は直立し、短く這う根茎からは多数の
ひげ根が伸びています。
(湿地の植物のように思われていますが、低山から高原の明るい草原に 
見られる植物で、他のアヤメ属のノハナショウブやカキツバタのように
湿地に生えることは稀です。)

5月~6月ごろ茎の先端に径8cmほどの紺色の花を1~3個付ける。 
花茎は分岐しない。

外花被片(前面に垂れ下がった花びら)は広倒卵形、網目模様があるのが
 特徴で、和名の元になっている。

内花被片は長楕円状披針形で直立、長さ約4cm。 花柱の先は2深裂し、
裂片には鋸歯がある。

 

古くは「あやめ」の名はサトイモ科のショウブ(アヤメグサ)を指し、 
現在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれていた。
(古くから栽培されていますが、ハナショウブやカキツバタほど
園芸品種は 多くは無いようです。)
 
一般的にアヤメ類の総称として、アヤメ以外の別種にあたる、 
ハナショウブやカキツバタを、アヤメと呼称する習慣が広まっている。

ついでですが 端午の節句に根や葉を風呂に入れて沸かす
「菖蒲湯」で使われる ショウブは、ハナショウブではなく、
サトイモ科のショウブです。

いずれアヤメかカキツバタ」という慣用句がある。 
優劣はつけがたくどれも素晴らしいという意味である。 
見分けがつきにくいという意味にも用いられる。

 

 


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