物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

十月桜

2023-11-19 18:00:00 | バラ科


今年も 群馬県藤岡市鬼石にある 桜山公園 にお花見に行ってきました。

ソメイヨシノやカワズザクラなど何種類かの桜が植えられています。

今の時期フユザクラとジュウガツザクラが見頃です。

 

ジュウガツザクラ(十月桜)
<学名:Cerasus subhirtella (Miq.) Masam. et S.Suzuki 'Autumnalis'>
バラ科 サクラ属 落葉高木

エドヒガン(江戸彼岸)とマメザクラ(豆桜)の雑種といわれるコヒガンザクラ(小彼岸桜)の園芸品種。

毎年、10月頃~12月と4月上旬頃の年2回開花する。

花は中輪、八重咲き(花弁十数枚)淡紅色。(縁が薄く紅色)


また萼筒が紅色でつぼ型である。春は開花期に新芽も見られる。

 

また、春のほうが花が少し大きい。樹高は5m程。

広く「冬桜」と呼ばれることもある。
結実は環境因子のよって変化し、結実しない場合が多いです。
秋の花と冬の花は大きさや花柄の長さに違いがあります


クサイチゴ ~2020~

2020-04-18 13:55:06 | バラ科


クサイチゴ(草苺)<学名:Rubus hirsutus Thunb.>
バラ科 キイチゴ属 落葉小低木

 

 

本州(岩手県以南)、四国、九州に広く分布し、林縁等で普通に
見かけるキイチゴの仲間。 

撮影日 2020.03.28: 群馬県


高さ20~60cmくらいで茎には細かい刺がまばらにある。
葉は長さ10~18cm、小葉は1~2対の奇数羽状複葉で、互生。

表面や葉軸にはには軟毛、腺毛が生え、細かい刺がある。
春3~5月に直径約4cmくらいの白色5弁花を咲かせる。

花の中央に雌蕊が多数あり、その周囲にやはり多数の雄蘂を持つ。
果実は集合果で直径約1cmの球形、6月頃に赤く熟し食用となり、
酸味は少なく、甘くておいしい。

背丈が低く、草のように見えるため、クサイチゴと呼ばれるが、
実際は木本である。生命力は強く、刈っても、根から生えてくる。

別名、ワセイチゴ(早稲苺)

 

 

 


撮影日 2020.03.22: 群馬県
薔薇のような蕾が見えます。

 

 

 


撮影日 2020.04.11: 群馬県


ワレモコウ ~2019~

2019-08-02 18:00:00 | バラ科

ワレモコウ(吾亦紅) 

<学名:Sanguisorba officinalis>

バラ科 ワレモコウ属 多年草

撮影日 2019.07.28: 群馬県

北海道から九州に広く分布する多年草。 草地に生え地下茎は太くて短い。

葉は茎の下部につくか、根際から伸びる。

根出葉は長い柄があり、羽状複葉、 小葉は5~11あり細長い楕円形、細かい鋸歯がある。

 茎につく葉は互生。

花期は7~11月。茎の枝分かれした先に穂状に花をつける。

穂は短く楕円形楕円形で赤紫色、暗紅色に色づく。

 

1つの花は4枚の萼からなり、花弁はなく、萼片は4枚で雄しべは4本。

花穂の上から順に咲く。

 

花穂をよく観察してみましょう。 三層構造になっているのがわかりますか。

 

 【上から下へ開いていくようです。下の濃い褐色の部分は蕾です。

その上のやや白い部分は雄しべの目立つ花達でその上の赤いところが

 雄しべが落ち雌しべが成熟した花、いわば雌花のような花達です。 】

 自分の花の花粉で受粉しないように雄性先熟で自花受粉を避ける 仕組みなのでしょうね。 雄性期の花が白くリング状に下へ咲き進んでいくようです。

 

 

 


茎や葉に香りがあり「吾(日本の)木香(お香)」とする説とか、

地味な存在だけど「吾(われも)亦(また)紅(こう、紅い)」と 自己主張している花

とする説があります。

 「われもこうありたい」とはかない思いをこめて名づけられたという説など

諸説があります。


コキンバイ ~2019~

2019-06-13 06:00:00 | バラ科

コキンバイ(小金梅)

<学名:Geum ternatum (Stephan) Smedmark>

バラ科 ダイコンソウ属 多年草

(コキンバイ属 Waldsteinia とされる場合もある。)

 

 

撮影日 2019.05.19: 長野県

本州中部地方以北、北海道の山地ブナ帯より高い森林の林縁や 開けた場所に生育する多年草。

地中で細い根茎が這い、伸長する。 根茎の先端から長さ5-10cmの葉柄を出し、

先に3出複葉をつける。 葉の両面有毛。

 頂小葉は長さ2-3cmの菱状倒卵形で浅く3裂し、縁は欠刻と 鋸歯があり、ゆがんだ卵型になる。

独特の切れ込み、 形をしています。

花期は5-6月。根茎の先端から花茎が伸び、高さは10-20cm、 しばしば分枝し、先端に

黄色の花をつける。

 

花は径は2cm程度で、花弁は5枚で平開。萼裂片は5個で披針形、 副萼片は5個で

萼裂片より小さい。雄蕊は多数。花柱は5個内外

 


 

別名、エゾキンバイ

丈が小さく、花の形がウメに似ていて、黄金色で あることから小金梅と名がついた。

 キンポウゲ科のキンバイソウに似て小さいからという説もある。

 


2019-02-13 06:00:00 | バラ科
群馬県藤岡市鬼石の桜山公園で

カワズザクラなど早咲きの桜が咲き出していました。

撮影日 2019.01.27: 群馬県








こちらは十月桜の咲き残り・・・咲き続き?  でしょうかね。