物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

やっと手に入りました。

2017-01-30 06:00:00 | 図書資料

何年も前になりますが、 図書の紹介の中で

『日本のシダ植物図鑑 分布・生態・分類 第7巻
他の巻は揃っているのですが7巻だけ買いそびれてしまって・・・
古書店にも無くてネットでもいろいろと探しましたが
もし手に入るところがありましたら教えてください。』

と、ぜひ手に入れたい本として紹介しました。

古書でもなかなか出て来ることがなかったのですが
やっと手にすることができました。


日本のシダ植物図鑑 第7巻  です。

羊歯の雑種を扱っています。
全巻共通のレイアウトですが写真と記載、図、
分布図(標本採集地)が載っています。


著作権とかがあるので内容はお見せできませんが
レイアウトだけチラッと載せておきます。

他の巻は意外と手に入れやすいのですがなぜか
第7巻だけは古本でも出なくて・・・
やっと手にできました。うれしいです。


ところで 羊歯の雑種    
私はあまり縁がありませんが、地元では
セフリイノモトソウが見られます。
記事にしたこともあるのですが、
(     こちら  )
 
思い立って今日見に行ってきました。
{vegetable classification } 
の方に羊歯書庫を作って
あるのでそちらで記事にしていきたいと思います。



ホトケノザ

2017-01-24 06:00:00 | シソ科
ホトケノザ ⇐2015記事

去年の暮の撮影なのですが、きれいに咲いていました。

ホトケノザ(仏の座)
<学名:Lamium amplexicaule>
シソ科 オドリコソウ属 一年草あるいは越年草









沢山群生していました。


撮影日 2016.12.25: 群馬県

寒い時期でも健気に咲いています。



綺麗な花ですよね。







追記

春の七草 でのホトケノザはこれではありません。
このホトケノザは食用にはならないです。
春の七草で言うところのホトケノザは
コオニタビラコ という植物です。




新春お年玉クイズ 正解発表です。

2017-01-15 09:42:40 | 表紙

花日記編 正解です。参加ありがとうございます。             ほとんどの方がほぼ正解でした。(成績優秀でした。)                         後ほど送り先を確認して本をお送りいたします。                        もうちょっとお待ちください。


では正解です。

1. 雄/雌 宝です。
  正解 < オタカラコウ / メタカラコウ >
穂状の頭花でヒントにもあるように雄宝と雌宝です。
メタカラコウは1つの頭花にある舌状花の花数が少ないのが
特徴です。


2.  杜鵑/ 杜鵑
  < 正解: ヤマジノホトトギス / ヤマホトトギス >
ホトトギスの仲間の代表的な2種、花被の反り返り方の違いで
見分けられます。ヤマホトトギスは下を向くぐらいに反り返りが
大きいです。
(識別の記事) 


3. 亀のような形葉っぱの
  < 正解: ツルカメバソウ / タチカメバソウ >
亀のような形葉っぱ…亀葉草です。蔓状のツルカメバソウ、
蔓にならないタチカメバソウ

 
4. エンゴサク
  < 正解: ヤマエンゴサク / ジロボウエンゴサク >
変わった形のエンゴサクの花、花の付け根にある"苞"の切れ込みが
見分けのポイント。切れ込みのあるヤマエンゴサク、切り込みのない
ジロボウエンゴサク



5. 大/人
  < 正解: ダイモンジソウ / ジンジソウ >
花弁の形が大の字に見える大文字草、人の字に見える人字草



6. たんぽぽです。静岡撮り/長野県ではなかったけど/その通りの花色です。
  < 正解: トウカイタンポポ / シナノタンポポ / シロバナタンポポ >
場所のヒントと愕のような部分(総苞)の形に注目します。静岡県は
東海地方…東海蒲公英 角状突起が目立ちます。
長野ではなかったけど…信濃蒲公英 各状突起が見られません。
白い花…白花蒲公英



7. 小さいですが3.と同じ仲間です。葉の内に花が付く/キュウリの匂い?
  < 正解: ハナイバナ / キュウリグサ >
葉の内に花が付く…葉内花  / キュウリの匂い…胡瓜草



8. 毛の有無で区別される鶯です。
  < 正解: ヤマウグイスカグラ / ミヤマウグイスカグラ >
毛の有無で区別されます。毛がない…山鶯神楽、腺毛の生えている
深山鶯神楽
(今回の問題では分けられないのでウグイスカグラ/ミヤマウグイスカグラでも正解とします)


9. 群馬県桐生市周辺山地のみに自生する桜草/サクラソウ科の植物中最大
  < 正解: カッコソウ / クリンソウ >
桐生市周辺山地のみに自生するカッコソウ、サクラソウ科の植物中最大
クリンソウ


10. 一/二/三
  < 正解: イチリンソウ / ニリンソウ / サンリンソウ >
花が1輪の一輪草、二輪の二輪草、三輪の三輪草 (時々増減したものにも
出会いますが…)




オオゴチョウ&lt;碓氷熱帯植物園&gt;

2017-01-10 06:00:00 | マメ科
オオゴチョウ(大胡蝶)
<学名:Caesalpinia pulcherrima (L.) Sw.>
マメ科 ジャケツイバ属 常緑低木








熱帯アメリカや西インド諸島が原産
高さは2~3m。枝分かれは少なく、幹には鋭い棘がある。


撮影日 2017.1.5: 群馬県碓氷熱帯植物園

葉は2回羽状複葉。合歓の木の葉に似ている。



花期は6月~10月だが、暖地では周年開花する。
枝先に円錐花序を出し、赤橙色の花をつける。
花径は4㎝くらいで、花びらは縮れている。
雄しべと雌しべが長く突き出しており、
蝶が舞うように見えることが名前の由来。



花の後にできる実は豆果





沖縄ではサンダンカ、デイゴとともに三大名花とされ、
「県の花」に指定されている。