物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

梅  桃  桜   其の参

2016-03-29 18:00:00 | バラ科
     




桜の代表選手といったら『染井吉野』ですね。
他にもたくさんの品種が有るようなんですが
なかなか区別することが出来ません。

今年の開花ももう直ぐです。




桜は前2種と違って花柄が長いです。
花びらの先に切れ込みが有ります
樹皮は横にまだらにな皮目があり光沢が有るのが特徴です。









梅  桃  桜   其の弐

2016-03-28 18:00:00 | バラ科

  桃   




何年も前になりますが山梨で見た桃畑はすばらしい眺めでした。
ほんとに桃源郷のようでした。↑にはその時の写真も使っています。
果実用の桃以外に花桃と呼ばれる花を観賞するものはしだれや絞り
咲きなど奇麗な品種がたくさん有りますね。







桃は梅の次ぐらいの開花で新芽が花と同時に伸びだしています
花びらはやや尖り気味花柄は短いです。
皮には斑点状の皮目が有ります。
ウメよりは花期が遅いです。


 



ハクモクレン と コブシ の花

2016-03-27 09:40:19 | その他
個別には雑草日記でそ、れぞれ記事にしてあります。

ハクモクレン
(白木蓮)<学名:Magnolia heptapeta>



(辛夷)<学名:Magnolia kobus>










どちらもモクレン科モクレン属の落葉高木で、
遠目では良く似ています。

以下左側:ハクモクレン   右側:コブシ》

花の比較をしてみました。



近くで見ると感じがぜんぜん違います。



花の開き方はハクモクレンが広がって開かないのに対して
コブシは大きく開くようです。



コブシは花弁6枚で大きく開き
ハクモクレンは花弁は6枚、萼片は3枚で上向きに
閉じたような形で咲き全開しません。











アズマイチゲ / キクザキイチゲ

2016-03-23 07:32:38 | キンポウゲ科
アズマイチゲ(東一華)<学名:Anemone raddeana>
キンポウゲ科 イチリンソウ属 多年草





以前埼玉で見た群落



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キクザキイチゲ (菊咲一華)
<学名:Anemone pseudoaltaica H.Hara>
キンポウゲ科 イチリンソウ属 多年草





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どちらだろうかとお尋ねがありました。
アズマイチゲとキクザキイチゲの区別点について
写真で紹介していきます。






どちらも早春に花を咲かせる「スプリング・エフェメラル」と
いわれるもののひとつです。
この仲間はお日様が大好きみたいで曇っていたりすると奇麗に
咲いてくれません。
奇麗に開いたところを撮りたければ晴れの日の日中に限ります。


まず葉に注目 花の下にある3枚の葉(苞葉と呼ばれます。)が


アズマイチゲでは
     先が丸くあまり切れ込まないで下に垂れるような
     感じになります。



キクザキイチゲでは
     切れ込みが多く細く尖った形に見えます。
     垂れることは無いようです。






次に花を比較して見ましょう。
この仲間は花びらではなくがくが花びらのように見えるのです。

アズマイチゲでは
     花の中央がくの付け根辺りが黒っぽく見えていますね。
     付け根の部分に色が付いているのです。




キクザキイチゲでは
     付け根部分に色は付いていないです。