物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
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いずれがアヤメかカキツバタ  ~アヤメ~

2016-07-04 08:02:42 | アヤメ科
まだアヤメが咲いていました。

撮影日 2016.7.3: 長野県





アヤメ(菖蒲、文目、綾目)
<学名:Iris sanguinea Hornem.>
アヤメ科 アヤメ属 多年草








北海道から九州までの山野の草地に自生する。
アヤメ属の他の種 ノハナショウブやカキツバタ のように
湿地に生えることは稀。


撮影日 2016.5.29: 長野県

葉は直立し高さ40~60cm程度で細く、葉脈は目立たない。

5月ごろに径8cmほどの紺色の花を1~3個付ける。花茎は分岐しない。
外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には網目模様があるのが特徴で、
本種の和名のもとになる。



古くは「あやめ」の名はサトイモ科のショウブ(アヤメグサ)を
指した語で、現在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれた。
アヤメ類の総称として、ハナショウブやカキツバタを、アヤメと
呼称する習慣が一般的に広まっている。

「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句があり、どれも素晴らしく
優劣は付け難いという意味であるが、
見分けがつきがたいという意味にも用いられる。


一般的な{ アヤメ ノハナショウブ カキツバタ  } 花の見分け方




アヤメは  花びらに網目模様があるのが特徴




ノハナショウブは 黄色い斑紋がある。


撮影日 2011.7.15: 群馬県

カキツバタは  白色い斑紋がある。 



ついでですが
端午の節句に根や葉を風呂に入れて沸かす「菖蒲湯」で使われる
ショウは、ハナショウブではなく、サトイモ科のショウブです。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
No title (カレント)
2016-07-05 05:53:00
おはようございます
こうして見分けるんですね
オライの山に咲いているのはノハナショウブのようです
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No title (ひろ♪)
2016-07-06 07:52:00
きれいですね(#^.^#)

好きな花です☆彡

ナイスです♪
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No title (みかぼの野うさぎ)
2016-07-07 12:22:00
花びらに網目模様があるなしで見分けるのですね❗

いつも、アヤメだかカキツバタだか分からなくなってしまいますよ。
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