物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

イワタバコ   ~2018~

2018-08-13 18:00:00 | イワタバコ科
イワタバコ(岩煙草)
<学名:Conandron ramondioides>
イワタバコ科 イワタバコ属 多年草

今年も綺麗に咲いています。

撮影日 2018.08.05: 群馬県
本州(福島県以南)の谷間の湿った崖や水の滴る岩壁に着生し、
(地下に塊状の根茎がある。)葉は根生して垂れ下がって生える。
日陰の崖にたくさん貼り付いています。

花が美しいので山草として栽培もされる。

葉はしわのある楕円状卵形で先は鋭くとがり、
基部は翼をもつ柄に連なる。

葉身は普通長さ6-15cmだが、50cmにまで成長するものもある。
縁には不ぞろいな鋸歯がある。
葉は大きくても葉数は多くはならないみたいです。

葉は冬には枯れ、新葉が縮んだ冬芽となって越冬する。
大株になると花数がとても多くなるようです。

産地によって早く咲くものや遅く咲くものがあり、咲く時期の
差が大きい。

花期は6~8月、高さ10~20cmの花茎を出して散形花序をつける。
花冠裂片は紫色。

花冠は径約1~1.5cm放射相称で、萼と花冠は5裂し筒部は短い。
雄ずいは5個あり、花冠の基部に着き花糸は短く、葯は直立している。
中央にある雌しべを雄しべが取り囲むように密着している。

子房上位
果実は長さ約1cmの果で2つに割れる。
紡錘形の種子が多数入っている。



葉や花の感じがタバコに似ていて岩壁につくので「岩煙草」と
名付けられた。



別名イワヂシャ(岩萵苣)ともいう。
若葉は茹でてお浸し、和え物、酢味噌、天ぷらなど
山菜とし利用される。



イワタバコ

2015-08-22 06:00:00 | イワタバコ科
イワタバコ(岩煙草)
<学名:Conandron ramondioides>
イワタバコ科 イワタバコ属 多年草



本州以南に分布する
谷間の湿った崖や水の滴る岩壁に着生し、葉は根生して垂れ下がって生える。
花は美しいので山草として栽培もされる。


撮影日 2015.08.09: 群馬県

葉身は普通長さ6-15cmだが、50cmにまで成長するものもある。
葉はしわのある楕円状卵形で先は鋭くとがり、基部は翼をもつ柄に連なる。
縁には不ぞろいな鋸歯がある。



8月頃に高さ10-20cmの花茎を出して花をつける。



花冠は径約1-1.5cmで5裂し筒部は短い。雄ずいは5個あり、
花冠の基部に着き花糸は短く、葯は直立している。






タバコに似た葉をもつので「岩煙草」と名付けられた。
別名イワヂシャ(岩萵苣)ともいう。

若葉は山菜としても食べられる。



イワタバコ 2014

2014-08-20 06:00:00 | イワタバコ科
イワタバコ(岩煙草)<学名:Conandron ramondioides>
イワタバコ科の多年草。本州以南の湿った岩壁に着生し、花は美しいので
山草として栽培もされる。
葉がタバコに似るのでこの名がある。

苔むした崖にたくさん付いていました。

撮影日 2014.8.13: 群馬県
 
葉は3~15cmで翼がある。葉身は長さ10~50cmで数枚が根出する。

高さ10cmほどの花茎を出して散形花序をつけ8月頃に開花する。

花は直径1-1.5cm程、放射相称で、萼と花弁は5裂し雄蕊も5個、花弁は紫色


若葉が食用にできることから別名イワヂシャ(岩萵苣)とも呼ばれる。



イワタバコ  < Conandron ramondioides Sieb. et Zucc.  >

2010-08-24 21:25:15 | イワタバコ科
 

 日陰の沢筋の崖などに着生している植物です。
一秋の地元では8月に紫の綺麗な花を咲かせます。

川沿いの道端に十数メートルに渡って大きな群落が有り、
毎年写しに行っています。

苔や羊歯と共に法面に沢山付いています。

大きな葉を数枚広げて花茎を立て綺麗な紫の花を咲かせます。

紫色の星型に5裂した花弁が反り返って開きます。

今年も沢山綺麗な花を咲かせていました。