ヤマルリソウ(山瑠璃草)
<学名:Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim.>
ムラサキ科 ルリソウ属 多年草
<学名:Omphalodes japonica (Thunb.) Maxim.>
ムラサキ科 ルリソウ属 多年草
埼玉県へナガバノスミレサイシンを見に行った時近くで咲いていました。
福島県以西の本州、四国、九州に分布する日本の固有種。
湿り気のある山地や道端、半日陰となる木陰に生育する。
撮影日 2018.04.08: 埼玉県
高さ7~20 cmで数本が斜めに立ち枝分かれせず、開出した
白い毛が多く生えている。
白い毛が多く生えている。
根生葉は倒披針形で長さ7~20 cm幅2~5 cm、ロゼット状に広がる。
茎葉は根生葉よりも小さく、基部が茎を抱き、上部のものほど小さく、
まばらに互生する。
茎葉は根生葉よりも小さく、基部が茎を抱き、上部のものほど小さく、
まばらに互生する。
花期は4~5月 茎の先端に直径1~1.5 cmの淡青紫色の総状花序を
つける。
5枚ある花弁の色が薄桃色から薄青色へと変化する。
花序は分岐せず、8~17 mmの小花柄があり、花が終わると下に垂れる。
萼は長さ5~8 mmに大きく伸びる![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/7e/a6cd5b7cf9d4ea673b4ba5ae786b8f0f.jpg)
つける。
5枚ある花弁の色が薄桃色から薄青色へと変化する。
花序は分岐せず、8~17 mmの小花柄があり、花が終わると下に垂れる。
萼は長さ5~8 mmに大きく伸びる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/7e/a6cd5b7cf9d4ea673b4ba5ae786b8f0f.jpg)
和名は山に生育し瑠璃色の花をつけることに由来
別名ヤガラ、ヤマウグイス(山鶯)
埼玉県では絶滅危惧II類(VU)に指定されています。
群馬県は情報不足(DD)になっています。
この仲間は花の色がいいですね。ピンクからの変化も面白いです。
ヤマエンゴサク(山延胡索)
<学名:Corydalis lineariloba Siebold et Zucc.>
ケシ科 キケマン属 多年草
<学名:Corydalis lineariloba Siebold et Zucc.>
ケシ科 キケマン属 多年草
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹の若葉が広がる頃には地上部は
枯れてなくなり、翌春まで地中で過ごす、スプリング・エフェメラル
と呼ばれる春植物の一種。
長野県 群馬県 埼玉県 の3か所で撮ってきたものです。
群生していました。
撮影日 2018.04.07: 長野県
本州~九州の山野の湿った林内、林縁部や道ばたに生える。
全体無毛で高さは10~20cm。地中に球形、直径1cm内外の塊茎がある。
全体無毛で高さは10~20cm。地中に球形、直径1cm内外の塊茎がある。
撮影日 2018.04.07: 長野県
撮影日 2018.04.08: 埼玉県
葉は2(まれに3)個あり、2~3回3出複葉。
小葉は線形~卵円形でしばしば3裂し、細長いものもみられるなど
葉形は変化が多い。
小葉は線形~卵円形でしばしば3裂し、細長いものもみられるなど
葉形は変化が多い。
撮影日 2018.04.07: 長野県
花期は4~5月。茎の上部に総状花序の濃い青紫色または紅紫色の
花を咲かせる。
花を咲かせる。
撮影日 2018.04.08: 埼玉県
撮影日 2018.04.07: 群馬県
長さ15~25mm花弁は4個で外側に2個、内側に2個つく。
外側のうち上の1個がもっとも大きく、基部が袋状の距になって
後ろにつきでる。内側の2個の花弁は左右から合わさって、先端が
合着し、雄しべと雌しべを包んでいる。
外側のうち上の1個がもっとも大きく、基部が袋状の距になって
後ろにつきでる。内側の2個の花弁は左右から合わさって、先端が
合着し、雄しべと雌しべを包んでいる。
撮影日 2018.04.08: 埼玉県
撮影日 2018.04.07: 群馬県
撮影日 2018.04.07: 長野県
種子は平滑、種沈(エライオソーム)がある。
葉形にはたいへん変化が多いです。
やや切れ葉
細長いもの
丸みのある葉
さらに丸い葉