物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

オオバアサガラ

2016-06-22 06:00:00 | エゴノキ科
地元散策で今の時期に見られるいくつかの樹木の花を紹介しています。

白い花穂が風にそよいでいました。


オオバアサガラ(大葉麻殻)
<学名:Pterostyrax hispida Siebold et Zucc.>
エゴノキ科 アサガラ属 落葉高木











本州・四国・九州に分布する落葉の小高木。
夏緑広葉樹林の谷筋に生育する。
当年枝は緑色でほぼ無毛。次の年にはエゴノキと同様に薄く糸状に
樹皮がはげる。
水分を容易に得ることができ、風のあまり吹かない場所に生育する。
葉は大きく長さ10~20cm長蛇円形で先端は尾状に尖る。
裏面は灰緑色で、微細な星状毛があるが、見た目では無毛のように見える。
葉裏の網状の脈が著しく隆起している。


撮影日 2016.6.19: 群馬県

花は6月に咲き、垂れ下がった
長さ15~20cmの複総状花序に多数の白い花を付ける。



花冠は長さ6~7mmで5深裂する。




花弁は5枚で10本の雄しべがある。