物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

コブシとハクモクレン

2020-03-29 21:00:00 | モクレン科

花弁が1枚ずつはらはらと散っていきます。

 

 

ハクモクレン
(白木蓮)<学名:Magnolia heptapeta>

コブシ
(辛夷)<学名:Magnolia kobus>


どちらもモクレン科モクレン属の落葉高木で、
遠目では良く似ています。
近くで見ると感じがぜんぜん違います。


撮影日 2020.03.22: 群馬県


花を比較してみました。

花の開き方はハクモクレンが広がって開かないのに対して
コブシは大きく開くようです。

コブシは花弁6枚で大きく開き
ハクモクレンは花弁は6枚、萼片は3枚で上向きに
閉じたような形で咲き全開しません。



~ ~ 良く似た 白木蓮 と 辛夷 違うところ ~ ~

●ハクモクレンの花被は9枚、コブシの花びらは6枚(基部は桃色)

●ハクモクレンの花は上向きに閉じたような形で咲き全開しない。
●辛夷の花はやや横向きに咲き大きく開き、
 花の付け根に葉が一枚ついている。