物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

フジ <Wisteria floribunda (Willd.) DC.>実

2013-12-31 23:28:19 | マメ科
今年ももう残す所わずかと成りました。
今年は入院するなどちょっとしたトラブルはあったものの何とか無事に過ごせました。
というわけで  今年最後の記事は ブジ・・・⇒フジ  にしたいと思います。
ちょっと、イヤ、だいぶこじつけ過ぎですけど・・・

フジは左巻きのつる性の落葉木本で、他の木に絡まって伸びます。

(花の写真は過去記事に使ったもので5月撮影です。)
花は総状の長い穂となって枝垂れて大変綺麗で栽培もされます。

紫色でたくさん枝垂れて見事なものです。


 
花序の花数に比べて実の数は少ないですね。

果実の表面にはビロード状の短い毛が生えています。

乾くと鞘がはじけて種を飛ばします。(かなり良く飛ぶらしいです。)

種は丸くて平たいです。1cm程度でしょうかね。

鶉模様(?)が付いています。

 
 
 
今年一年色々とお付き合いいただきありがとうございました。
来年もよろしくご指導いただけますようお願いいたします。
よいお年を迎えください。



獅子柚子(鬼柚子) <Citrus pseudogulgul>

2013-12-30 06:00:00 | ミカン科
ユズの記事のついでに獅子柚子も記事にしておきます。
シシユズはブンタンの亜種になり中国が原産で奈良時代に日本に入ってきたと
されています。
ユズのような強い香りは無くわずかに柑橘系の香りがします。
実は大きく、直径20cm前後にもなります。
文旦もですが外の皮が分厚いです。
(ふつうのみかんと並べて撮りました。)

飾りに使われるなどが多く、砂糖漬けとかジャムなどとして
食べられないわけではないのですが
主に観賞用に利用される果物でしょうか。

獅子・鬼の名前のようにごつごつとした外観です。



ユズ <Citrus junos>

2013-12-29 18:00:00 | ミカン科
時期的にずれた記事ばかりではと思い時期にあった記事を作ってみました。
冬至過ぎちゃっているから未だ時期はずれかな。・・・
 
ユズは香りのいい蜜柑です。
その香りや酸味を利用する果物です。
通常は薬味としての利用が主ですね。
中国原産のようで古く伝わったようです。
木には棘があります。

実生ではなかなか成らないため、栽培はカラタチなどの木に接木して
早く実らせるように栽培するようです。
消費、生産ともに日本が最大なんだそうですね。

普通の温州みかんと同じぐらいの大きさでみかんに比べ黄色く
肌はぶつぶつな感じです。



6/30 の記録

2013-12-29 06:00:00 | 表紙
先日ネムノキを記事にしました。
花を撮ったのは6月30日でした。
その日にとったものを見ていて今年は記事にしていないものがいくつもありました。
(去年以前に記事にしていますが)
題材のないこの時期ですのでまとめて記事にして見ました。
 
ヤワタソウ <Peltoboykinia tellimoides (Maxim.) Hara>
分布は中部地方以北の山地。やや湿ったようなところに生える多年草です。

独特の大きな葉で、葉だけでもヤワタソウと分かります。

花は地味ですね。
 


クモキリソウ < Liparis kumokiri F. Maekawa >
湿ったような林の中などに多い良く見かける地生の蘭です。

2枚の葉の間から花茎を出し地味ながら変わった形の花をつけます。


ネジバナ < Spiranthes sinensis (Pers.) Ames var. amoena (M. Bieb.) Hara >


こちらも小さいながらきれいな蘭です。

今年も白花を見られました。